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2020年3月30日月曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第11回「将軍の涙」3月29日放送



光秀伝書鳩。

★あらすじ
154911月 竹千代は駿府の今川の元へ。年明けから今川の尾張侵略が始まる。1550年の夏 尾張の北に今川が攻め入る。織田は美濃の斎籐氏に援軍を求めてきた。斎藤氏の家臣は援軍を送ることを反対。それを織田に伝えに光秀(長谷川博己)は尾張へ。反対に信長(染谷将太)と帰蝶(川口春奈)から…足利将軍に(織田と今川の戦を)仲裁してもらえるようにできないかと頼まれる。土岐頼芸(尾美としのり)に頼んで「仲裁の嘆願書」を将軍に届ける。将軍義輝(向井理)は内乱の続く京から逃れていて「わしには力が足らん」と泣く。


今回もいろいろとありましたが、光秀は伝書鳩ですね。20歳ぐらいなのでフットワークも軽いのだろう。色んなところに文を届けて南へ西へ走り回る。基本の筋は、今川がどんどん織田の尾張に攻め入ってきたので、それを足利将軍に仲裁してもらおうと、光秀が走り回る話。

冒頭は竹千代の人質交換シーン。竹千代が会う今川義元(片岡愛之助)と雪斎(伊吹吾郎)の顔の圧力。いかにも強そう。ギラギラしてる。これは織田さんは勝てないな。

一方織田さんちは、信秀(高橋克典)親分の肩の毒がますます回っているらしく元気がない。


今回の光秀のミッション

まず同盟を結んだ美濃に助けを求めた織田氏に対し、道三(本木雅弘)の「兵は出せぬが米は出す」のメッセージを伝えに尾張へ。
信長と帰蝶はすっかり仲良し。光秀は二人に「じゃあ今川と織田の争いを将軍に仲裁してもらえるようにしてね」と頼まれる。
 
道三に話しを持っていく。やっぱり道三はお金を出さない。
道三の息子高政(伊藤英明)に「なんでもするから土岐頼芸に合わせてくれ」と頼む。
土岐頼芸になんとか「織田と今川の仲裁の願いの手紙」を書いてもらう。その手紙を貰う過程で、高政はもし道三が土岐氏を追い出すのなら「自分が父親を殺す」などと言ってしまう。それを側で聞く光秀は冷や汗をかく。
土岐頼芸のお手紙を持って京へ。ところが京は細川晴元三好長慶の戦で荒れていた。たまたまとある宿で細川藤孝(眞島秀和)に会う(ラッキー)。藤孝と共に(朽木に落ち延びていた)将軍義輝へ手紙を届ける。
義輝は「わしには力が無い。麒麟をつれてくることができぬ」と泣く…が、「今川と織田に使いを出し和議を命じよう」と言ってくれる。ミッションコンプリート!



いやー忙しいですね。結構遠いのに。
 
今川のギラギラ感に比べて、将軍義輝さんは優しく清らか。1550年の時点ではまだ14歳だそうだ。