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2019年1月8日火曜日

LIVE★Sheila E/シーラ・E. LIVE!!!– 30 December 2018






いや~………というわけでやっぱり行ってしまったシーラ・E.姉さんのライブ。ぁあああぁよかったですよかったです最高最高最高。

ライブの直後会場を出てすぐ旦那Aに「Best Live?...ever..」と聞くと「Definitely! …This year…」と返ってきた。いやほんと。今年間違いなくベストライブ。私にとっては最高のライブの一つかもしれない。盛り上がりました最高。あ~見てよかった行ってよかった彼女に会えて良かった。


実はチケットをギリギリまで買っていなかったんですよ。チケットを買ったのはドン・マクリーンさんを見た翌日。というのも(ドン・マクリーンさんのライブの感想でも書いたように)12月は私初めての全身麻酔の手術があるので、年末までにシーラ姉さんが見れるほど元気に回復できるのかどうかギリギリになるまでわからなかった。

実は1227日にマクリーンさんのライブを見て「ああ私大丈夫だわ」と思った。これならシーラ姉さんのライブも見れるだろう。ジャズクラブなんだし首が痛いならおとなしく座っていればいい。なにも踊ることはない。ともかくシーラ姉さんが遥々来てくださるなら応援にいかなくちゃ。昔20歳の頃に彼女が大好きだったのよ海亀。やっぱり見なくちゃね。会いにいかなくちゃ。シーラ姉さん大好きだもの。❤❤❤


実はシーラ姉さんを見るのは今回で4度目だ。

1回目は東京でのソロライブ。1985614日・渋谷公会堂。チケットを取ったら(奇跡の)前から10列目。うひょ~っと喜んだ。実はその日遅れて会場に入ったら、もうライブが始まっていた。会場の真ん中の通路を前方に下りていくとシーラ姉さんが舞台の真ん中でドラムを叩きながら歌っている。前方にいる彼女にどんどん近づいていって「うわーすごいこんなに目の前だ」と思って席に着いたら全然見えない…。席は壁の隣だった。会場の隅っこ過ぎて全然見えない…。そういう状態でほぼ音だけ聴いた1回目。

2回目3回目はプリンス様の横浜スタジアムのライブを2回。198698日と9日。彼女はプリンス様の前座をしていた。スタンドの上の方で米粒サイズの彼女を見た。


今回はジャズクラブ…まぁーなんてラッキー。あんな小さい箱でお姉様に会える日が来るとは海亀全く予想していなかった。なんと嬉しい。感激です。やっぱり首の傷などに負けてはいられない。シーラ姉さんに会いにいかなくちゃね。

今回はいい席を取った。好きな人が見られるのに遠慮をしてはいけない。相席のカップルは同世代かちょっと年下かな?ハローと挨拶をする。


そしてライブが始まった。セットリストをチェックしていたので、1曲目が「Funky National Anthem: Message 2 America(米国歌ファンキー版)」というのはわかっていた。ひゃ~姉さんが目の前にいるわよ。こういう時のためにアメリカの国歌は歌えるようになっておいた方がいいわね。

いくつかのカバーソングの後、彼女の「The Belle of St. Mark」懐かしいねぇ。そして「Leader of the Band 」では、なんとシーラさんのお父さんPete "Pops" Escovedoさんが登場。シーラさんのお父様は有名なパーカッショニスト。何と彼は83歳だそう。とてもお若い。

お父さんはMCも面白くとてもお元気。ビシッとシルバーのスーツを着ていらして、シーラさんとバンドメンバーのカフタンの衣装を見て「僕はお客さんのためにこんなにドレスアップしてきたのに。キミたちはどうしてドレスアップしないの?」「お父さんこれはアフリカの衣装なのよ…」お父さんがあまりにも調子よく長話をなさるので、途中でシーラさんが音楽をやりましょうと説く場面も可笑しい。仲のいい親子。今回の年末のライブには、ご両親がホリデーを兼ねて一緒にいらしていたのだそうだ。そしてお父さんともう1曲:スティーヴィー・ワンダーの「Don't You Worry 'bout a Thing」お父さんかっこいい。

パパ素敵

それから「Bailer」ではお客を15人ほどステージに乗せて踊らせる。「Rockstar」ではシーラさんがギターを弾きながら観客席に下りてきて客の周りをゆっくりと回る。すぐ近くの目の前でギターを弾いてくださったのに感激。曲の最後はプリンスの「Purple Rain」のアウトロ。この長いアウトロでシーラさんは白いギターを頭上に掲げ、天を仰ぎ、少し涙ぐむ。

シーラさんは涙を拭いて静かに語り始める「みんな聞いて。特に今の政府にも聞いて欲しい。みんな嫌うことはダメ。愛し合わなければダメなの。ヘイトより愛。愛が世界を変える。みんな聞いて。みんな立って。そして周りを見て。今日まで会った事のなかった周りの人達とハグしてアイラブユーって言って欲しいの。」

会場がざわつく。うわーきたきたこういうのは照れ臭いのよねー。でも海亀も大人です。前の席に座っていたアフリカ系のお兄さんの肩をトントンと叩いたら振り返ったのでハグハグアイラブユー。お互いに思わずにやにやする。照れくさー。隣では旦那Aが彼の奥さんをハグしている。その直後にそのラテン系の奥さんがこちらを見てニコニコ。椅子を動かしてお互いに微笑みながら近づき彼女ともハグハグアイラブユー。ふと後ろを振り返れば白人の白髪のお父さんとティーンの息子さん。お父さんと目があってお互い照れ笑いしながらハグハグアイラブユー。その隣の息子さんは恥ずかしいんだろうね…もじもじと下を向いてる。そこでどらどらオバチャンにハグをさせなさいと、両腕を広げる。すると素直にハグしてアイラブユーと言ってくれたぞ。😊

4人とハグしてアイラブユーを言い合ったらすっかりほのぼのにこにこ。会場全体も和やかになる。不思議ですね。嘘でも照れながらでもハグしてアイラブユーを口にするとなんとなく嬉しくなってくる。みんな同じ気持ちなんだろうね。みんな照れてニヤニヤしながらほのぼのしてる。すっかり和やかないい雰囲気。


この後はたぶん「A Love Bizarre」ではなかったか。プリンスのメドレーだったかもしれない。興奮してよく覚えていないのだけれど、ハグ大会の後で立ち上がったまま踊り始めたのは記憶している。うひょ~踊る踊る。一瞬くらくらっとしたのはたぶん首の痛み…おっといけない。

怒涛のプリンスメドレー「America」「Baby I’m a Star」うわぁこれはたまらん。やっぱりこれは踊らずにはいられない。FreedomLoveJoyPeaceだもの。イケイケガンガン踊る。なんとシーラ姉さんがもう一度客席に下りてきてすぐそばの通路を駆け抜けていったぞ。ぉおおおおっ。

首を揺らさないように気をつけてまた踊る。そして「Baby I’m a Star」からThe Glamorous Life」へ突入。ギャーッ感極まってぅわああああああああっ踊れや踊れ。うわあああシーラさんっ姉さんあたしずっと踊っていたいわ好き好き好きだ。


シーラ姉さんは全力疾走でエネルギー爆発。こんなにお元気なお姉さん。ほんとにすごい。彼女はノンストップで舞台中を動き回り歌いドラムをバシバシ叩き踊り続ける。なんてかっこいいんだろう。このお方は若い頃から全くスローダウンしていないのね。本当にものすごいエネルギーの爆発ライブ。

バックのミュージシャン達もかっこいいぞ。最高のファンクバンド。中だるみすることなく元気のいいリズムを刻み続ける。歌って踊るサックス奏者。野太い声のコーラスの女性も踊る。後ろで黙々とリズムを刻む長身のベースオジサン。キレのいいドラムス。サングラスをかけた若いギターの男の子。右手に大柄なキーボード奏者。全員素敵です。

何よりも座長のシーラ姉さんがかっこよすぎる。彼女こそ…彼女こそが亡きプリンスのメッセージを伝える今一番の伝道師なんだろうね。曲の合間に見えた彼女の左腕の内側には(プリンスが名前を名乗っていなかった頃の)シンボルの大きな刺青。彼女の白いドラムにもシンボルのマーク。姉さん本気です。さっきの「みんなでハグハグアイラブユー」とは、まさにプリンスが生前伝えたかったことなのだろう。世の中のみんなが愛し合えば世界は平和になる。そのメッセージを一番ピュアに伝えているのはシーラ姉さんなのだろうと思った。彼女は本気だ。

彼女に会えてよかった。彼女のライブを見に行って本当によかった。ライブとして最高に楽しくエネルギーに溢れ元気が出て勇気をもらえる。周りの皆ともにこにこと打ち解けてなんだかとても幸せな1時間半だった。あまりに興奮して一瞬、もうこのまま他のライブが見られなくてもいい…とさえ思った。

シーラさん来て下さって感謝してます。
プリンスさんのメッセージもしっかり受け止めました。
本当に楽しかった。
あなたにに会えてよかった。
シーラ姉さんが全力で走りぬいたライブ。
本当にすごかった。ただただ感謝感謝。
 
客電が点いて、バラバラと観客が席を離れ始める。テーブルの相席のさっきハグしたカップルと笑顔で手を振ってさようならをする。ほのぼのと嬉しい。平和とはこういうところから始まるのだ。汝の隣人を愛せよ。
 
シーラ姉さんありがとう。
アイシテマース。
大好き❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤好き好き


↓だいたいこんなセットリストではなかったかと思う
 間違っているかもしれないけれど

Setlist   December 30 2018 
Funky National Anthem: Message 2 America
One Nation Under a Groove (Funkadelic cover) 
The Word (Prince cover) 
Get on the Boat (Prince cover) 
Holly Rock
The Belle of St. Mark
Leader of the Band (with Pete "Pops" Escovedo)パパと
Don't You Worry 'bout a Thing (Stevie Wonder cover) (with Pete "Pops" Escovedo)パパと
Bailar (Audience members danced onstage.) 
Rockstar (Purple Rain outro) 
-----Long MC---hug and love
A Love Bizarre
Prince medley ---"America" "Baby I’m a Star"
The Glamorous Life

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The band featured:
Sheila E – vocal, drums, guitar,
Lynn Mabry - vocals
Eddie M. - saxophone
Mychael Gabriel - guitar
John Wesley McVicker - drums
Raymond McKinley - bass
Bertron Curtis - keyboards

Sheila E - The Glamourous Life (1984)