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2016年6月14日火曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第22回「裁定」 6月5日放送



おっと1週遅れてしまったわ。

さて北条攻めを目前に沼田裁定から、歴史はめぐって北条攻めが決定されるまでを描く。

今回のMVPは北条の板部岡江雪斎さん! このお方はね…戦を避けよう、北条を助けようとして一生懸命がんばるわけです。このお方には秀吉の力が見えている。だから戦をしたら北条には勝ち目が無いことがわかっている。なんとか北条氏政を上洛させるように頑張るわけですが、氏政親分はプライドが高くて頑固過ぎる…嗚呼。

というわけでとうとう北条が追い詰められてしまいます。江雪斎さんのせいではないんですけどね。いきなり決まりを破って名胡桃城を攻めた人がイケナイ…。
 
ともかく江雪斎さんの頑張りが見所なのですが、それ以上に氏政親分「井の中の蛙」状態がなんとももどかしく…。歴史の歯車が回り始める…そんな感じがありました。後半にかけてじわじわと面白くなってきた。小日向秀吉が怖いんだもの…。
 
 
★あらすじ
沼田城は北条のものか真田のものか?北条を上洛させるため沼田城は北条側に明け渡したものの、北条の部下が勝手に真田の(もう一つの)城・名胡桃城を攻めた。結果、秀吉は北条攻めを決めてワクワクしている。
 
●内容
◎沼田裁定----------------------------
これは三谷さん印ですね。全くリアリティはないですけどね。それにしてもいろいろ捻った割には、この会議、まったく時間の無駄だったという…。

○前半戦
北条(板部岡江雪斎):沼田は昔北条が上杉から取った。北条のもの。
真田(真田信繁):その後は武田が取った。だから真田のもの。
北条;どっちが先に取ったか…だからこっちのもの。
真田:だったら城は上杉に返さねば。真田はその後織田から奪い取った
北条:織田を追い払ったのは北条だ。お前は掠め取った…騙し取った。
真田:そのとおり。悪いか。
秀吉;面白いねぇ。疲れた。
…秀吉は飽きっぽいんだろうなぁ。

○休憩
江雪斎北条こうして我々がやりあうことで真の戦をせずにすむ
…もしかしていい人かも?

○後半戦
北条:以前徳川と北条の和睦で徳川は沼田城をくれると言った。これ証拠の起請文。
真田:徳川は沼田城は真田のものだと言った。これ証拠の起請文。
北条:徳川と北条の契約の方が大事だから、沼田はこっちのもの。
真田:こっちのほうが先に徳川と約束したから、沼田はこっちのもの。
北条:おっと君は徳川さんがうそつきだと言っているの?
徳川(本多正信):徳川は沼田を北条にあげる気は無いけど勝手にとるならいいよと言っただけ。証拠にもそう書いてある。

豊臣秀次:この起請文には真田の城と暗に書いてあるね。
…秀次君はいい声。なんだか冴えてますね。彼はきりちゃんと仲良しなのよ。

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信繁が本多正信(徳川)にお礼を言うと、
本多正信:

必死で戦こうておる若者を見たら、手を差し伸べてやるのが年寄りというもの

おお…これはいいですね。素敵。座右の銘にしよう。 φ(  )メモメモ

…と時間をかけて話し合いをしたのに、結局石田君が真田に「北条を上洛させたいから沼田はあきらめてくれ」…で沼田城は北条へ渡すことになる。なんだ時間の無駄じゃないか。パパのお願いで名胡桃城だけ真田側に残すことになる。
 
さてここから面白くなる。
 
板部岡江雪斎が沼田城を勝ち取った話を北条に持ち帰ると、
氏政親分:名胡桃城がなきゃダメ。兵を1万出せ。
江雪斎1000人以上兵を動かしてはならない決まり…
氏政親分2万にしろ ←いい

秀吉は戦がしたいのね。

沼田城の矢沢のジジイはもちろん抵抗。しかし無理やり連れ去られる。

事は一旦収まる。

北条の部下が勝手に名胡桃城に攻め込んだ!
舅・本多さんを怒鳴りつけるお兄ちゃんがいい。大泉さんは怒鳴り声がいいですよね。男っぽい。だんだん良くなってきた。

江雪斎:秀吉が攻めてくるかもしれん
江雪斎は必死で氏政親分に上洛を促す。

 秀吉、北条攻めを決意「見たことも無い大軍で北条の度肝を抜いてやる」イケイケです。勝つことがもうわかってますからね。強いな。この秀吉は怖い。この小日向さんの秀吉は本当にいい。
 
氏政親分:この小田原城がある限り負けはせぬ。伊達もいる。徳川を説き伏せろ。

氏政親分は状況が全くわかっていないのね。氏直君も困ってます。江雪斎は愕然とする。これは辛い。氏政親分の頑固さも理解できるけどなんだか悲しい。
 
徳川:終いじゃな…北条は。
 
ところで佐助は今日も走る。真田さんちは人使いが荒いので、このお方も大変ですね。佐助君はとても真面目なんですよ。ほとんど笑っていないぞ。