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2012年7月4日水曜日

NHK ドラマ10『はつ恋』第6回-Endless Kiss



今、録画を見終わったんですけど…うわぁヘビーだなぁ…。


お父さん、酔った勢いでそんなことまで喋っちゃだめですよぉ…。ありえないー。んもー。緑さんもやっとの思いで心にケジメをつけて、今はプロとして患者さんの治療にあたっているのに…。最後にお父さんに頭を下げてたった一人出て行く三島先生もとても心配。これから電車に乗って東京まで帰るんだろうか。前の奥さんはGPSでちゃんと見つけてくれるのかな…。このドラマは毎回、あああああっというところで終わりますね。これはかなり後味が悪い。もちろんそこがドラマとしての面白さなんだろうけど…。


今回は、なんだか緑さんと潤ちゃんが心配でしょうがなかったです。潤ちゃんがとても心配。この旦那さんはどこか自信が無いんですかね。こんな異常な事態だからこそ、緑さんには普段の10倍くらい愛情を持って潤ちゃんに接して欲しい。奥さんが昔の恋人に毎日会うのを、心はイヤでしょうがないのに、それを理屈で必死に抑えてるんだもの。そりゃあイヤだと思うわ。言葉でもいいし抱っこでもいいし、もっとしっかり心のケアをして自信を持たせてあげないとかわいそう。青木さん上手いです。そんなわけで今回の話の焦点は潤ちゃんの不安感なのかと思った。


三島先生と緑さんも、少なくともこの回では三島先生が過去の想いを少し引きずってるだけに見えた。緑さんからは特にヘビーな葛藤も感じなかったです。仮に多少あったとしても抑えられるレベル。三島先生がどんなにステキでも、私なら今の幸せのほうがずーっと大切。緑さんの中に、昔大切だった人を何とかして助けてあげたいっていう思い以上に、特別な情が残っているのかどうかは私には分からない。この状況でもひきずる人はいるんだろうな…。


それにしてもタイトルの「Endless Kiss」もなくホッとした。前進しなくてよかったです。(緑さんと三島先生が)先生と患者の立場で淡々と話が進んでたので、安っぽい話にならずによかった。公民館のシーンもちょっとよろめいたかに見えたけど、緑さんが(無理やりでも)サバサバ状況拒否して終わったし。幸絵さん(サトエリさん)も一緒になって皆でリハビリを手伝ってるのも(妙だとはいえ)いい感じだったし。ただ三島先生が緑さんのお父さんちに泊まるのはどうよ。ちょっと苦しいかも…。あ…あれが次の展開へのきっかけなのか…。


それにしてもあの眼鏡っ娘はうざいですね。潤ちゃん、よろめいてはいけない。ああいう娘は主婦の敵(笑)。とにかく今回、一番心の葛藤があったのは潤ちゃんでしょう。だから心配。もしかしたら今後一番暴れるのは潤ちゃんじゃないかとも思えてきた。大人な三島先生や緑さんではなくて、潤ちゃんの不安感、不信感が家族の不幸を招くのでは…だとしたら怖いな。そもそもこのドラマ、不倫をするはずの2人が割に大人で感情を抑えているのに、周りの人間が状況を引っ掻き回しているのが印象的。広瀬君も眼鏡っ子も今回のお父さんもとても迷惑。それに敏感に反応するのが不安定な潤ちゃん。だいじょうぶか…。


ところで中山さん(大竹さん)はいい。けっこうヘビーな心理劇になりそうなところに、いい意味でポジティブな笑いを作ってくれるのは大変ありがたい。カラオケで三島先生と2人で、前回余った青いシャツを着てるんだもの(笑)。


そんなこんなで、潤ちゃんの心理状態以外は割に淡々と平和に進んだ回だったのに、最後の最後であれはもう大変。案の定、来週の予告では、三島先生が潤ちゃんに殴られてたり、緑さんのお腹にちゅーしてたり、「イッショニイタイ」とか言っているし…やめろーあああぁ来週はとうとう修羅場かっ…。