CONTENTS

2026年1月8日木曜日

映画『クロース/Klaus』(2019) :綺麗なアニメーション…最初はアメリカンな台詞回しがうるさい






----------------------------------------------------------------------------
『Klaus』(2019)
/西・英・米・墺・加・仏/カラー・アニメーション
/1h 36m/監督:Carlos Martínez López、Sergio Pablos』
-----------------------------------------------------------------------------



年末のクリスマス休暇の間に見た映画の感想文を書いていきます。

これはイブあたりだったかな?またまたNetflixで短めの映画を探していて…「まぁクリスマスのシーズンだからこれ見てみようか。1時間半ぐらいだし。スコアもいいみたいよ」などと言いながら見てみることにした。


綺麗なアニメーション。十分楽しめた。特にこつこつとおもちゃを作る寡黙なクラウス氏のキャラは魅力的。彼にまつわる奥さんとの逸話もいい。静かだから心に沁みる。彼の最後の場面はとても美しかった。一番心に残った。

このクラウス氏に関する話があまりにもよくて(キャラクターも魅力的で)、このクラウス氏の話がこの作品の高い評価の理由なのかと思った。しみじみ。


この作品はすごく高い評価を受けているのですよ。インターナショナル・ムービー・データベース(IMDB)では8.2/10点。Rotten Tomatoesではなんと95%の評価。大変な高得点。この作品はスペイン製だそうです。オリジナルの言語はスペイン語なのだろうか?

このストーリーはオリジナルなのかな?今まで聞いたことのない話なのでたぶんオリジナル。


最初の数分は、脚本の…主人公ジャスパーのいかにも現代のアメリカンな軽々しい若者の台詞回しにイライラした。もうちっと落ち着いて欲しい…好き嫌いだからしょうがない。苦手なのよあのような五月蠅い台詞回し。自意識過剰気味の…身の回りの全てと自身の感情を台詞で全部説明する(言葉なのに)オーバーアクションな台詞回し。俳優さんの声のせいではないと思う。あれは脚本のせいでしょう。

台詞回しに慣れれば、ストーリーに集中して楽しめるようになる。なんとあのクラウス氏の声は、ちょっと前に見た映画『Whiplash』のスパルタン教師の J. K. Simmons さんなのですね。ちょっとびっくり。


後半で出てきた英語を喋らない子供 Márgu…北欧のサーミ人の人々の描写があって、その子供が本当に可愛い。実際にあの言語はサーミの言語だそうです。あの子のあどけない声にほんの少し目の小さなお顔が本当にかわいい。和む。

ということは…私はクラウス氏とサーミの女の子のキャラがよかったということかな。Márguちゃんが本当にかわいかった。


それ以外のプロット。島の村が半分に分かれて暴力的に戦っている設定はよく解らない設定。争う理由もあまりよくわからくて…ただ伝統だから戦ってるのかな?無駄ですね。なんだか今のアメリカの政治の世界みたいだ。けけけ。


楽しかったです。楽しめた。サーミの女の子が本当にかわいいかった。クラウス氏の奥さんとの逸話はちょっと涙が出た。