CONTENTS

2025年7月1日火曜日

旦那Aが帯状疱疹になった



旦那Aが帯状疱疹になった。今日で10日目です。なんとか落ち着いてきたらしい。

お伝えしたい大切な情報があるので書くことにした。



まずお伝えしたいことは

帯状疱疹を疑ったらすぐに病院に行ってください

発疹が出てから72時間以内

に診察を受けて治療を開始することが推奨されています。この早期治療が、重症化を防ぎ、後遺症である帯状疱疹後神経痛のリスクを低減するために重要とのこと。




帯状疱疹/Shingles とは、

帯状疱疹とは、水痘(みずぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気。水痘(みずぼうそう)に一度罹ると、治った後もウイルスは長い間体内(神経節)に潜伏していて、過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状疱疹を発症する。体の左右どちらかの神経に沿って、皮膚の痛みや違和感かゆみなどが現れる。

初期症状は皮膚に出る発疹。チクチク、ピリピリから始まって次第に耐えられないほど痛くなる。こじらせると神経痛が長引いたり、視力低下や難聴、麻痺などの合併症を引き起こす可能性がある。顔にも発症することがあるのでできるだけ早く治療を受けてください。



旦那Aの経過は

6月22日の日曜日にまず後頭部に違和感を感じたらしい。本人によると、前日に庭での作業で長時間上を向いていたので肩こりだろうと思ったらしい。最初から頭皮がぴりぴりする違和感があったとのこと。肩こりだから放っておけば治ると思ったらしい。

しかしその後23日(月)24日(火)になっても痛みは消えず、頭のピリピリチクチクする感じも治まらない。次第に針を刺すような痛みが強くなって夜中に「眠れない」と何度も起き上がっていた。

3日目の25日(水)の夜になって「なんか頭にできてるみたい。ちょっと見てくれる?」と私に言ってきたので懐中電灯を当ててみたら、髪に隠れた頭の左側の頭皮全体が赤くなっていた。髪を分けてみたら発疹している。ポツポツとまばらな部分もあれば、集合して発疹している部分もある。すぐに帯状疱疹ではないかと思った。

その数時間後の26日(木)の午前4時頃、痛みが酷くて眠れないと言うので、かかりつけの病院の緊急電話番号に電話した。看護師に症状を伝えると、朝になったらUrgent Careに電話予約して医師に診察してもらうようにとのこと。

26日(木)の朝9時に予約を入れて診察してもらう。すぐに帯状疱疹だと診断された。そこで「72時間以内に来れば早期治療ができたのですよ」と言われた…旦那Aが診察を受けたのは72時間以上が過ぎていた。まさか帯状疱疹だとは思わずに治療が遅れてしまった。また発症したのが髪に隠れた後頭部だったために自分で発疹を確認することができず気付くのが遅れてしまった。


処方された薬はValacyclovir(ブランド名はValtrex/バルトレックス)を10日間分30錠。この薬がウィルスの増殖を抑える。

ただし腎臓が健康でなければ飲めない薬なので、すぐに血液検査をして腎機能が大丈夫かチェックした。大丈夫だったので処方された薬を飲むことになった。


病院から帰って来てすぐに薬を飲み始めたが、その夜(頭皮に最初に違和感を感じてから)5日目の木曜の夜が一番痛かったそう。頭に何百本もの針を継続して刺しているようなひどい痛みだったそうだ。

金曜からは週末の休み。安静にして過ごした。痛みがしばらく続いていたので痛み止めのTYLENOLを飲んで休んでいた。帯状疱疹の薬バルトレックスの副作用なのか、毎日(今日も)とても疲れると言っている。


病院で言われたこと

隠れていた水疱瘡のウィルスが身体の免疫の低下によって覚醒して発症する病気なので、1度水疱瘡にかかった免疫のある人にはうつらない。私も過去に罹ったのでうつる可能性は少ないが、疱瘡のはじけた液体に触った指で目などには触らないようにと言われた。しかし疱瘡のはじけた液体が蒸発して空気中にウィルスが拡散することもあるので注意は必要。

一番大切なのは、水疱瘡に今まで罹ったことのない赤ちゃんや幼児、子供、それから特に妊婦さんには近寄らないようにすること。そして免疫の弱っている人や高齢のお年寄りにも近づかない方がいいとのこと。もし子供が帯状疱疹の患者からウィルスをうつされたら、水疱瘡となって感染する。それを聞いて、症状が出ている時には外出しないほうがいいと判断した。


今日は発症してから10日目。症状はずいぶん落ち着いたらしい。頭皮はまだかさぶたが残っていてムズムズする不快感があり皮膚も過敏だそうだが、以前のような痛みはほぼないとのこと。懐中電灯をあてて見たら、赤かった頭皮がほぼ白く元の状態に戻っていた。かさぶたが乾燥して剥がれ始めているので傷はもうしばらくで治ると思う。今週の土曜日まで 薬バルトレックスを飲んだら治るはず。もしまだ様子がおかしかったらプライマリー・ドクターから薬を出してもらうようにとのことだが大丈夫だろう。


私は10歳の頃に水疱瘡にかかっているのでまず大丈夫だとは思うが、旦那Aの髪に触った場合は手を洗う、また旦那Aにも手を洗うことを徹底してもらった。そして念のために眠る時は寝室を隔離することにした。そんなわけで私はまたセカンド・ベッドルームの猫部屋のソファーベッドを引き出して寝ている。猫が喜んだ。

ちなみに水疱瘡/帯状疱疹のウィルスは猫には感染しないとのこと。ほっとする。


それにしても年寄りが多い家だとはいえ(猫も)、近年はこのブログもよく病気のことを書くものだと思う。 やっぱり年を取るってこういうことなのだろう。