日本テレビ系の水曜ドラマ『コタツがない家』。TV Japanにて。
日本での放送は2023年10月18日より
年末の最終話の放送を見てそのままになっていた。全話拝見しました。面白かったです。
このドラマはハマった。上手い俳優さん達が揃っていていい。キャラクターも色々。それぞれに愛着が沸いて彼らを見るのが毎回楽しかった。特に深堀家のダイニングでのシーンが最高。コントの舞台劇のよう。全員ノリノリ。特に爺ちゃんの小林薫さんが最高におかしい。巧み。劇のリズムがいい。全員がすごくいい。
最終話/第10話もいいシーンがあった。クリスマス当日の深堀家でのディナー・パーティーのシーン。爺ちゃん達男(小林薫)が熊さん(西堀亮)を誘うが断られ、息子・順基(作間龍斗)とガールフレンドは帰ってこない。結局深堀家夫婦と爺ちゃん、そして独り身の師島君(河野真也)で4人のディナーになった。皆で囲んだテーブルの向こう端にはターキーの丸焼き。サンタの格好をした師島くんがターキーを切る。悠作(吉岡秀隆)がトナカイの帽子を被る。そこで深堀家の言い争い勃発。
ふと気付くと師島君がサンタ服を脱いで頭を下げながら「帰ったほうがよろしいですか」と言う。
え? いつのまにサンタ服脱いでたの?????笑
思わず巻き戻して(今は何と言えばよいのだ?)言い争いの場面を見直した。
…家族の言い争いが始まると師島君がひっそりとサンタ服を脱いでた笑笑笑笑笑笑。全く見ていなかったわ。一人で「いたたまれない師島君」の演技をなさってました。
人の注意力は面白いね。師島君が家族の言い争いの間にサンタ服を脱いでいたとは全く気付かなかった。驚いた。まったく見ていなかった。だから巻き戻して見直してびっくり。また笑う笑う。すごくおかしい。
そして順基が帰ってくる…ダウンコートを着てる!!!また言い争い勃発。順基が「仁さんだよ…」と言えば「ぴっ」と笛が鳴る笑笑笑笑。爺ちゃんのむっとした顔。「指輪…」の言葉で「カーン」とゴングが鳴る。…この家族は止まらない笑笑笑笑。最高 いつのまにか師島君がまたサンタ服を着てる。椅子の上にはサンタのチョーさん。全部がコント。絶妙なタイミングのコント。すご~い。
そして最後に爺ちゃん…おい~、それはないぜ!
私もし家に「あのようなもの」が突然現れたら怒るね。ものすごく怒る。大変やん。異様。爺ちゃんすごい買い物をしたもんだわ笑。男たちが皆で脱ぎ始めるコント笑笑笑。…でもなんだか最後は皆笑顔。
楽しかったです。全員に親しみがわいて毎週楽しみでした。これで終わったのが名残惜しい。悠作ちゃんはとうとう結果を出したわけね。それがドラマになっているという。いいオチ。綺麗にまとまった。
すごく楽しいドラマでした。 悠作ちゃんのだらしのなさのリアルさに感心し、口の立つ高校生・順基の屁理屈が面白く思わず拍手をし、爺ちゃんの暴走に毎回笑う。そして万里江さん(小池栄子)の輝きとカリスマに安心し魅せられる。お洒落なお婆ちゃん(高橋惠子)の自由さも素敵、ダンディーな土門さん(北村一輝)、れいらちゃん(平澤宏々路)の可愛さ、そして師島君と熊さんもすごくいいキャラ。皆さんがすごく印象に残るドラマ。
そしてチョーさん。あの猫さんはなぜあれほどおとなしいのだろう。クリスマスの日はサンタの帽子をおとなしく被っていた。えらいね。なぜあんなに沢山の人々に囲まれてじっとしていられるのだろう。たまにイカミミで悠作ちゃんを嫌がってましたね笑。とにかくチョーさんがおとなしいのでタレント猫さんはすごいなと思った。…うちの猫は隠れて出てこなくなるから絶対に無理。
最後は悠作ちゃんの漫画が完成してまとまったけれど、この家族はまた見たいな~。時々また深堀家の話が見たいな~と思いながら見終わった。面白かったです。感謝感謝。