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2022年11月25日金曜日

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第42回「夢のゆくえ」11月6日放送



源実朝の泣きが絶品。毎回思う。
柿澤勇人さんは本当に上手いお方。若い時の実朝の純粋な様子。傷つきやすく繊細な様子。そして泰時への恋心と失恋。前回の和田義盛を失って泣き崩れる様子。そして今回は船が浮かないからと夢破れて泣く。かわいそうになる。

義時が悪い男ですからね。だから実朝を応援したくなりますね。
前回の和田義盛の件で、完全に義時から心が離れた実朝。頼るのは京の後鳥羽上皇。それが実朝の北条に対するせいいっぱいの反発。もちろん義時はそれが面白くない。


それにしても船。浮かばなかった船。なんともったいない。しかしあの状況なら、もしかしてあの船の下の砂を深く深く掘って周りに水を導けば、あの船を浮かべることは可能だったのではないか…と思った。あれだけの大きな船を作れる人手があって、それにあの時代には人口の港…今も残る和賀江島(わかえじま)を作れるほどの技術があるのなら、あの船を浮かべることぐらい出来ただろうに。もったいないですよね~。せっかく大きな船を作ったのに。


それから今回、実朝と千世さんがとても仲のいい夫婦だということがわかった。最初の寝室のシーンで二人が同じ部屋に寝ているのもわかった。そうか…手をつないだり添い寝ができるのなら十分仲良し仲良し。そして実朝も千世さんのことが好きみたいですね。ベストフレンド愛。これから建造する船に乗って千世さんに一緒に宋に行こうと言っている。それに嬉しそうにうなずく千世さんが本当にかわいい。この二人は十分に幸せなのだと思います。よかったです

すごくかわいい 千世さん

実朝と船、そして西のお方
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和田合戦で、義時(小栗旬)が信じられなくなった実朝(柿澤勇人)。「鎌倉を源氏の手に取り戻す」。源実朝、覚醒です。もう義時/北条家の言いなりにはならない。そして京の後鳥羽上皇(尾上松也)を頼ろうとする。また実朝は泰時(坂口健太郎)に彼の味方になるように頼む。それに答える泰時。

とはいっても具体的にはまだ何も動かない。実朝には政の裁断をする力がない。政は宿老達が動かしている。そして義時は実朝のやる気を削ごうとする。

元久2年(1205年)頃 義時がついに執権の座につくことになる。


建保4年(1216) 後白河法皇に仕える源仲章(生田斗真)が宋からの陳和卿(テイ龍進)を鎌倉に連れてきた。そして陳和卿の勧めにより、実朝は船をつくり宋と交易をする大きな夢を持つ。昔聖徳太子がそうしたように…。 船を作るよう御家人たちに命ずる。


京の後鳥羽上皇は喜ぶ「これで実朝の力が強くなる」上皇は北条が大きな顔をすることが我慢できない。

工事現場と言えば八田知家(市原隼人)。由比ガ浜で船の建造は進む。


義時は実朝が後鳥羽上皇に近づくことを好まない
「頼朝様は武家の鎌倉を作りたかった。実朝様には退いてもらう。政は宿老達が行う。西に頼りすぎると鎌倉御家人たちを敵に回す」


実朝の夢は膨らむ。「泰時も一緒に宋に来て。千世も一緒に来てね」ワクワク


実朝、義時、政子(小池栄子)、時房(瀬戸康史)、泰時、三善康信(小林隆)…義時が船の建造を中止するように実朝に進言。御家人達に負担が大きいため不満が出始めている。

そしてその船は後鳥羽上皇が後ろで糸を引いているのではないかと疑う義時。政子も実朝を諭す「ゆっくりと時をかけて立派な鎌倉殿になればいい」しかし実朝は船をあきらめない。

船の完成が間近なある日の夜、時房が船に忍び込む。設計図を書き換える。

建保5年(1217年)4月17日 船が完成。

おっぱい大きいね

ところが船が砂にめりこんで動かない。そのまま船が浮かぶことはなく、船は動かないまま朽ち果てた。


それから暫くして実朝が、義時、時房、泰時、政子、実衣(宮澤エマ)を集めて告げる。「私は家督を譲り、大御所となる。私には子ができない。養子をとる。上皇様にお願いする」

それに反発して義時「勝手に決めてもらっては困る。鎌倉殿は源氏と北条の血をひく者が務めてきた。これからもそうあるべき」…そう告げる義時を制する政子と泰時。政子と泰時が反義時になりつつある。憤慨する義時。また義時が甥の「公暁は」と実朝に問えば、実朝は「公暁は仏門にいるから」と取り合わない。

建保5年(1217年)6月20日 6年ぶりに公暁(寛一郎)が京から鎌倉に帰ってきた。

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大江広元(栗原英雄)が目を患う

京から丹後局(鈴木京香)が鎌倉にやってきた。政子が苦労が多いと話せば、丹後局は「まだ甘えたことを言ってるのか。覚悟を決めろ。頼朝に嫁いだとはそういうこと。人並みの人生など望んではならぬ。何のために生まれてきたのかいずれわかる」と政子を励ます。

土木課の八田知家は今回も筋肉隆々で汗を流していたけれど、実は八田さんは三善康信さん と同じぐらいの年齢だそうで…ということは77歳ぐらい?😲ぇー ! 八田さんは今回で隠居なさるそうだ。湯気の出るマッスル担当ありがとう!💕

泰時が伊豆の時政(坂東 彌十郎)を訪ねる。時政は足を痛めたらしいが世話をする女性さつき(磯山さやか)もいて穏やかに暮らしている。りくは京に戻ったそうだ。鎌倉を追われて10年後、時政は78歳で死去。

時政はモテる new ガールフレンド・さつき

時政が伊豆で幸せそうだ。よかったです。悪妻りくさんに惑わされて色々とありましたが、それでも時政は愛されキャラでした。べらんめぇ調で下町のお父ちゃん風。短気ですぐにキレるけれど根は陽気なおじさん。力の抜き方がわかっている。美人に弱い。しかし戦えば強い。 37回でりくさんの事ばかり書いて「時政は女に操られてダメダメ」などと書いていたので、もう一回時政に会えてよかったです


今回13人から抜けた人…八田知家


残っているのは…二階堂。三善、大江、そして北条義時。
うわぁああ義時以外は文官しか残っていない! 北条独裁だ