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2022年6月23日木曜日

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第23回「狩りと獲物」6月12日放送



源頼朝が行った富士の巻狩りと、曾我兄弟の仇討ち。


富士の巻狩り
建久4年(1193年)5月8日から6月7日までの1ヶ月間
源頼朝(大泉洋)が多くの御家人を集め駿河国富士山麓の藍沢(現在の静岡県御殿場市・裾野市一帯)・富士野(静岡県富士宮市)にて行った壮大な巻狩。

5月16日に頼朝の嫡男・万寿/頼家(金子大地)が初めて鹿を射止めた。初鹿狩りは将軍後継者たる頼家を周囲の御家人に認めさせる契機であった。


万寿=頼家
万寿君はどうやらインドア派かな?あまりスポーツが得意ではないらしい。矢が獲物に当たらない。それに比べて北条家の金剛/頼時(坂口健太郎)はそこそこ上手い。そんなスポーツが苦手な万寿君ですが、後の曾我兄弟の敵討ちの夜…緊急の事態にはリーダーらしくキビキビと下の者に指示を出してました。実はデキる人?

子供時代の万寿くん(鳥越壮真)

お子さん達が今週から急に成長しました。子役さんと大人の俳優さんが皆それぞれなんとなく似てますね。キャスティングがいい。この大河の子役さん達はみんな本当にかわいい。



曾我兄弟の仇討ち 
建久4年(1193年)5月28日
富士の巻狩りの際に曾我祐成/十郎(田邊 和也)と曾我時致/五郎(田中俊介)の兄弟が父親の仇である工藤祐経(坪倉由幸)を富士野にて討った事件。

このドラマでは曾我兄弟が源頼朝を暗殺しようとした話になってます。前22回では、曾我兄弟がその暗殺計画に北条の兵を使うと言い、そのことを知った梶原景時(中村獅童)がそれを北条義時(小栗旬)に伝える場面で終了。

今回はその暗殺計画を義時が父の北条時政(坂東彌十郎)に告げる。しかし巻狩りの中止はできない。ということで時政達は頼朝の警護を強化することを打ち合わせ。

事件当日の夜、頼朝は比奈(堀田真由)を訪ねようと寝所を抜け出した。工藤祐経を自分の身代わりに寝所に残す。

そして比奈の元に現れた頼朝。しかし比奈の側には義時。がっかりしてその場を去る頼朝。雨が降るので一時雨宿り。

その頃、曾我兄弟は暗殺計画決行。まず兄の曽我十郎が、異変に気付いた仁田忠常(高岸宏行)に討ち取られる。しかし弟の五郎は頼朝の寝所に押し入り、そこに頼朝の身代わりで寝ていた工藤祐経を殺害「源頼朝討ち取ったり」

皆が慌てているその場に、頼朝が帰ってくる。

鎌倉では
頼朝襲撃の一報は、留守を任された鎌倉の範頼(迫田孝也)と比企家に届けられる。比企能員(佐藤二朗)は御所に出向き範頼に次の鎌倉殿になるように進言。また三善康信(小林隆)は京の帝に範頼が鎌倉殿を引き継ぐことを報告をしようとアドバイス。事を進め始める。

さこっちの範頼はお顔が好き時代劇の似合うイイ男

富士 翌日
事後処理・義時のアイデア…頼朝の治める坂東で謀反など起こってはならぬ。しかし曾我五郎を殺せば頼朝が不満分子を口封じしたと言われる。それなら謀反を装った敵討ちとしよう。しかし巻狩りを乱した罪で曾我五郎は斬首し鎌倉で晒し首。一件落着。…時政は冷酷な義時を心配し、梶原景時は義時を警戒し始めたかも。

悩みは尽きない 義時 かっこいいよね

頼朝が弱気になる?
「いつも、はっきりと天の導きを感じた。昨日は何も聞こえなかった。小四郎、わしがやるべきことはこの世に残ってないのか」

帰ってきた鎌倉で
大江広元(栗原英雄)が、頼朝の留守に範頼が鎌倉殿になったように振る舞っていた…範頼に野心がありそうだと頼朝にチクる。←この大江さんはなぜ頼朝の弟を貶めるのかな?源兄弟の仲たがいをさせて彼は何がやりたいのだ。そういえば以前も彼が上総介を貶めましたね。


比奈の恋
おっと…比奈(堀田真由)さん気持ちが変わったのね。彼女は比企家から政治的ツールとして頼朝の元に送られた比企尼の孫。結局政子の指示で義時の元に送られたのに義時に拒絶され、比企家に帰って来て「たらいまわしだ」と文句を言っていた。前回は義時のことを「むっつりしてる」と言っていたのに今週は「ご迷惑?もう少し側にいさせて。私の方を向いてくれとは言わない。私が小四郎殿を見ていればそれでいい」と義時に言い寄っている。いつの間に好きになったのだ?笑 彼女はしっかり者っぽい。頼りになりそう。