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2022年3月23日水曜日

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第9回「決戦前夜」3月6日放送



富士川の戦い


★あらすじ
京からの平家の源氏追討軍5万人と、鎌倉頼朝軍甲斐武田の連合軍が富士川のほとりで対峙。平家の勘違いで平家が戦わずに敗退(富士川の戦い)。


大まかなあらすじはそうなのですが、この回で描かれたのは源頼朝(大泉洋)と坂東武者達の関係でしょうか。頼朝は結局、(平家により押さえつけられた)坂東武者達の平家に対する不満に頼るしかない。それがはっきりしました。


時政
「坂東武者にとってなにより大事なのは自分達の所領と一族。それを守るためなら死に物狂いで戦う。清盛が憎いからじゃねえ。おのが所領がかかっているから戦うまで。戦で命を張るのはわしらなんだ。」


坂東武者達は、頼朝の私怨や親の敵討ちのために自分達の命を犠牲にするつもりはない。(後の世のように)主君に対する絶対的な忠誠心があるわけでもない。軍も兵糧が足りなくなれば無理はせず皆家に帰る。頼朝と武者達の関係はあくまでもギブアンドテイク。現実的でドライな関係でしょうか。なるほど面白いです。

そんなわけで頼朝は孤独。そんな時に奥州からはるばる血の繋がった弟・義経(菅田 将暉)がやってきて「あにうえ~」と泣きながらすがってきた。それで頼朝が嬉し泣きをする。うまい。


そして肝心の富士川の戦いですが、水鳥の飛び立った理由が、さんざん酔っ払った北条時政(坂東彌十郎)と三浦義澄(佐藤B作)の水辺のじゃれ合い。二人でバシャバシャやってたら勝手に鳥が驚いた笑。なんとラッキーな。


それ以外のこと細々

前回の終わり、…頼朝の陣に捕らわれていた伊東祐清(竹財輝之助)が、伊東家の様子を北条義時(小栗旬)と三浦義村(山本耕史)に話す。


それを聞いた義時義村が伊東の館に先回り。頼朝(大泉洋)が伊東祐親(浅野和之)討伐に送った和田義盛(横田栄司)と畠山重忠(中川大志)を止める。

キメキメ義村のポーズ

伊東の館では、祐親の娘・八重(新垣結衣)の目の前で、夫・江間次郎(芹澤 興人)が善児(梶原善)により殺害される。

江間さんはいい人でした

伊東祐親祐清は捕らえられて三浦家で幽閉。

八重に手を差し伸べるキメキメ義村のポーズ

八重は鎌倉御所で働きたいと言う。
政子(小池栄子)大変なご立腹。

政子さん、女は他にもいますよ

京からの平家の源氏追討軍は、平維盛(濱正悟)を総大将として5万~7万の大軍で駿河入り。
武田信義(八嶋智人)の軍は独自に駿河入り。
10月16日 頼朝軍は黄瀬川に。
10月20日 平家軍は富士川のほとりに。
武田頼朝「どちらが上か」と意地の張り合い。飲み会 時政も参加
酔った時政三浦義澄(佐藤B作)が水辺で遊ぶ。バシャバシャ音をたてる。

鳥の大群が驚いて飛び立つ
それを平家が勘違い。あっという間に散り散り。
頼朝平家を追いたいが、坂東武者達は家に帰りたがる。
時政「戦で命を張るのはわしらなんだ!」
頼朝 孤独
そこへ弟・義経(菅田 将暉)が泣きながらやってきた
熱い抱擁。兄弟の愛涙涙。