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2021年1月13日水曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第35回「義昭、まよいの中で」12月6日放送



タイトルどおり将軍義昭の迷い。
しかしずいぶんバタバタしていますね。


あらすじ
信長(染谷将太)は幕府の横暴を取り締まり朝廷と公家衆をサポート。幕府内で摂津春門(片岡鶴太郎)を中心にますます盛り上がる信長排除論。光秀(長谷川博己)は信長側のスパイはだと見なされた…そういえば光秀は近江の坂本に城を築いている…京を離れようとしているではないか…それならまずは光秀を斬ればいい。摂津の光秀暗殺計画に将軍・義昭(滝藤賢一)も同意。光秀、そのXデーに将軍の茶会に呼ばれたが、計画を事前に知った(門脇麦)~伊呂波太夫(尾野真千子)の根回しで、事情は細川藤孝(眞島秀和)と三淵藤英(谷川章介)に伝わる。茶会の当日、光秀は難を逃れ義昭に直談判…摂津の排除を迫る。


この回の将軍義昭さん、考えがコロコロ変わりすぎ。

だって長い間いろいろと迷った末になんとか「摂津の光秀暗殺計画」に同意。摂津は茶会を設定し、場所を決め、現場に人を配置し…などなど綿密に光秀殺害計画を実行するための準備を整えたはず。だから義昭も茶会までにはしっかりと心を決めていたと思う(信長と繋がっている光秀を殺すのは=信長との戦に突入することになるのだから)…のだけれど…。 

そしてXデー/茶会の当日。光秀は本気で殺すつもりで斬りかかってくる幕府方の剣を神業のようにかわし、義昭のいる部屋に迷わずたどり着き義昭に直談判! ←それだけでもかなり無理がある。

そしてやたら万能な光秀、義昭の部屋にたどり着けたのもすごいが、その上義昭にいきなり「そろそろ摂津をクビにしたほうがいいのでは」と問いかけ「信長は私が見張ってるから。私が義昭様を守るから」と告げる。 ←おい…それが可能な根拠は?そもそも光秀くん信長のコントロールなんてできてないじゃん。

そこへ三淵藤英がやってきて「公方様がOKなら摂津の軍と戦いますよ」と告げる。

将軍テンパり過ぎ

義昭、急に考えを翻し「わかった。摂津を捕らえていいよ。政所の役もクビね」と言う。 ←ずいぶん簡単に決めますね。 

そして摂津失脚。←なんだなんだなんだそんなに簡単に摂津側の排除ができるのなら、こんなカタチではなくて、どうしてもっと前にやらなかったのだ。だってこのドラマの義昭は基本的に純粋ないい人で、悪いことは全部摂津の企みでしたもんね。摂津が問題なのはわかっていたはず。 

そしてその光秀の暗殺計画を藤孝に知らせて光秀を救ったのは、駒ちゃんと伊呂波太夫でした。 


後日、光秀は伊呂波太夫にお礼を言う。そこで「帝はどんなお方?」と訪ねる。

それは東庵先生に聞けばいいぞ。


東庵先生と帝が碁友達だということは、伊呂波太夫も知っているだろうに。知らないのかな。

それで光秀は公家の三条西実澄(石橋蓮司)を紹介される。伊呂波太夫は顔が広い。三条西さんと光秀は万葉集の話題でうちとけ、三条西さんは帝に光秀について「歯ごたえのあるモノノフでした。栗の歯ごたえも良かったです」などとオヤジギャグのような調子で話し、帝も面白がって「光秀を連れてまいれ」と目を輝かせておっしゃった。笑

後日、光秀は御所を訪ねるため三条西家の御用人の格好をさせられて伊呂波太夫に笑われる。笑笑笑