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2020年9月24日木曜日

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第21回「決戦!桶狭間」6月7日放送



感想文復活でございます。ずいぶん遅れてしまった。


★あらすじ
1560年 永禄3年5月19日  今川義元(片岡愛之助)が尾張に攻め込んできた。信長(染谷将太)は松平元康(風間俊介)の調略を試みる(前回)。兵を分散させた今川を見て織田軍が今川の大軍に襲い掛かる。決戦!桶狭間。 


あっぱれ!面白かったです。5月19日の一日を午前4時から桶狭間の勝利まで、時間を追ってひとつひとつ見せてくれて面白かったです。 

なるほど。今川軍20000は、駿府に残した6000と、分散させて他を攻めさせている軍を除いて、本陣は7000だったそう。NHKの公式ページにはそう書いてあるのだけれど、劇中で信長の部下は5000ぐらいじゃないか…と言ってましたね。それを聞いて信長が「よし それならやれる!」と決定。表情が活き活きしてます。雨の中を桶狭間へ。信長君かっこよかったわ。 


勝敗を決定したのは、松平元康が今川軍に加勢に来なかったことでした。元康は今川義元が朝廷から三河守に任命されたと聞いてカチン。また元康の軍は、前日から丸根砦と鷲津砦を落として疲れているのに、19日の朝方に休まず鳴海城に行けと(今川に)言われてカチン。そしてランチタイムには、桶狭間に行って織田を後ろから襲えとまた言われて堪忍袋の緒が切れる。 

「今川には従わない!」

と意思表示。元康君がギリギリとすごく怒ってます。いいぞ。今川ブラックですもんね。前の日から戦って徹夜なのに今川は休ませてくれない。だから逆らうことにした。…もちろんお母さんに「よしなさいね」と言われたことも大きい。信長の根回しが成功しましたね。

元康の(今川に対する)裏切り。途中で流れる元康の子供時代の言葉「今川はいずれ討つべき」 これもいいシーン。 


そして午後2時。今川はランチの後でまったりしていたところを突然織田軍に襲われる。戦闘開始。織田軍が坂を駆け下りてがやがや今川に襲い掛かる。おおっ。興奮!

今川義元

戦闘場面は全部でほぼ4分かな。5分? それでも興奮しましたね~。いい場面。義元の陣に織田の武者達が斬りこんでいって義元がついに討ち取られる。義元の脚に槍が刺さって、倒れこんだ義元の目に映る織田の毛利新介。ぉおおお興奮したわ。すごい~。

毛利新介

この桶狭間のシーンは短かったのですが皆さんかっこよかったです。殺陣もよかった。特に朝比奈親徳(山口馬木也)さんがかっこよかった。朝比奈さんの殺陣の場面は全部でほんの数秒なのに、刀の返し方が手馴れていてかっこいい。Wikiで調べたら山口馬木也さんは剣道をなさっているのだそう。ああやっぱり。刀捌きが上手いもんね。慣れてらっしゃる。素敵。


義元さんの動きもよかったし、あの倒れ掛かって襲われる動きもよかった。ドキドキした。そして織田軍の毛利新介の今井翼さんも勢いがあって激しくてよかったです。このたった5分の間に役者さん達のエネルギーが沢山見えて興奮しました。

そしてその勝利を離れた場所で知る信長の表情。目がキラキラ輝いて「やったぁ」と嬉しそうだ。いい場面。 

織田信長

すごくいい回でした。面白かった。  音楽も効果的。俳優さん達がすごくかっこいい。いい表情。 


戦の前の清洲城で帰蝶さんは、信長に側室の生んだ奇妙丸を託されて微妙な顔。信ちゃんに側室が居るって知らなかったのだろうか?この時期に信ちゃんには何人ぐらい側室がいたんでしょうね。一方信長は(戦が終わってから見に来た)光秀に「帰蝶は母じゃ」と自分から言ってます。自覚してたのね。

駒ちゃんは今川義元が討たれたので、東庵先生と京都に帰ることに。その前にミラクル丸薬のレシピを教わってきた。