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2019年9月17日火曜日

お猫様H:シャム猫の血



お姫様、ブラッシングの時間ですよ
おぅ…のびのび…肩の筋肉がステキね
どうぞどうぞマットの上へ
いいきもち?
…と彼女は暫くぐるぐるヤンヤン喜んだ後、
突然お尻や後ろ足はくすぐったいからやめろと怒りはじめる
この段階で人間はすでに3回は爪有り本気パンチを受け、数度噛まれてます。人間はただ「いたいいたい…」と泣く。猫さんに対しては絶対に怒りません。「ごめんね」と謝るだけです。時々「どうして?」と訊ねたりもする。
そのうち彼女は人の手を攻撃して遊び始める
お猫様は激しいのです。でもその野性味がまたいい。
また人の手を狙ってます
あ、宇宙人だ
お顔はかわいいのにねぇ…激しいですね。彼女なりに手加減はしてくれているらしいのだけれど噛まれれば結構痛いのです
それでもまたすぐにキュルキュル言って甘えてくれるからかわいい
 
うちの猫さんは雑種の黒猫なのだけれど、おそらく体形から見てもシャム猫の血が濃いのではないかと思う。ネット上を探ってみたら、元々(昔の)シャム猫というのは、気難しく飼いにくいことで知られていたらしい。シャム猫の性格を調べてみたらうちの猫さんそのまんま。

驚くほど頭がいい。動きが機敏で運動量も多く野性味が強い。大変神経質で警戒心が強く、すぐにキレる激しい気性。簡単に怒るし、怒れば器物の破壊。人にもすぐに向ってくる。シャーとかフーとかゲヒャーと吼え、カッ、パッ、プッと前脚を踏み込んで威嚇音を出すのは日常。慣れないとびっくりします。最初は怖かったです。

それでも威嚇してきた2秒後に喉を鳴らして甘えたりする。

ものすご~く気分屋。そんな激しい性格なのに寂しがりやで甘えん坊。一度心を開けば人にはべったり甘えていつも一緒にいたがる。家に人がいないと心細いからお留守番は嫌い。眠っている間はおとなしいが、起きている時は常に構って欲しいと要求する。人が十分に構ってあげなければ拗ねて落ち込む。よく喋る。わがままで気位が高くまるで本物のお姫様のよう。
 
品種改良の結果、今のシャム猫はおだやかな性格の猫も多いらしいですが、元々は扱いにくい種類だったのだそう。猫らしい猫…ああ…うちの猫さんはそんな血が濃いのだろう。獰猛な野生動物…上等だわ。光栄です。ツンデレにすっかりやられてます。扱いにくいからこそかわいくてかわいくてたまらない。心をしっかり摑まれてます。