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2019年6月23日日曜日

NHK大河ドラマ「いたてん」第24回「種まく人」6月23日放送

 

 
 

24回「種まく人」
いい回でした。

関東大震災の後の人々の様子を描いた回。
心動かされました。ほろっときた。
 
今年の大河ドラマは時代劇ではない…ということで、最初から感想+似顔絵はやめようと思ってました。大河には侍が出てきてくれないと個人的に盛り上がらない。
 
…と文句は言いながらも1回目から見てます。何故か録画されなかった回1回分だけを除いて全部見てます。まぁそれでも個人的に現代劇にワクワクするのは難しく、またこのドラマは最初から時間が不自然にぽんぽん移動したり、演出に力が入りすぎていたり、俳優さんが妙な声を上げたり、全体にコミカル過ぎてついていけない…などなどなかなかストーリーに入り込むことは出来なかったのですが…。
 
この24回はちょっと心動かされました。よかったです。
 
 
全く知らなかったのだけれど、この回は2章の最終回だったそうです。もしかしたらこれで金栗さんの時代の話は終わったんでしょうか? ええーそうなの?
 
…震災の後の人々の様子。橋本愛さんの勝気な小梅がいい。ドラマ中で語られた(本当かどうかわからないけれど)「韋駄天とは、人々のために 走って 食いもんば集めて運んだ神様」。それを聞いて熊本から東京に引き返し、走り回って人々を助ける金栗の様子。焼け後の人々にも娯楽を…と高座にあがる美濃部。夜に現れるシマの影。シマの人見絹枝への手紙。増野の悲しい顔。いい場面が沢山。
 
 
このドラマは視聴率が上がらないそうですが、その理由は現代劇だからではないのか。私も大河だけは侍が見たい、どうしても侍が見たい…。というわけで脚本や演出が上手いとか、描く人物が興味深いとか、俳優さんが上手いとか…あまり関係ないのではないですかね。問題はとりあげた時代。
 
ともかく…これからもまったり見ると思います。似顔絵は…実はNHK公式の番組ウェブサイトが海外から見られないので、そもそも資料が少ないんですよ。だからこれからも描かないと思います。よほど面白くなったら描くかも。
 
中村勘九郎さんお疲れ様でした。