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2019年3月19日火曜日

Robyn – Ever Again (2018)



Addictive



Robyn – Ever Again (2018)


Album:  Honey
Released: Oct 26, 2018
℗ 2018 Konichiwa Records,
under exclusive license to Interscope Records
 
 
 
欧州のエレクトロニック寄りのポップスは随分長い間聴いていなかった…けれど、これは久しぶりにそれらしい音。すごく気持ちいい。このベースラインが頭の中で鳴りやまない。

数日前の深夜番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出てきたスウェーデンのポップスター・ロビン/Robynさん。
 
ロビンさんは39歳。子役からキャリアをスタートさせて、1995年にシンガーとしてデビューしたそうなのでキャリアも長いです。ベテランですね。米のグラミー賞にも何度かノミネートされたそう。
 
 
去年リリースされた最新アルバムHoney2010年以来8年ぶりのリリース。このアルバムは業界でかなり高く評価されているらしい。様々な音楽メディアが挙って絶賛。音楽ライター達が「breathless, existential post-disco record」「Best New Music」「most emotionally satisfying and musically innovative music」等と書き連ねる。
 
どれどれ…と動画サイトに上がっている曲を聴いてみた。
印象は…どうも80年代あたりの昔のテクノの音 に近いような。

露骨にオマージュ的にスタイルをコピーしてきたというよりも、90年代2000年代のハウスに大昔のピコピコ音をアレンジしたような…。だから50代のワタクシにはちょっと懐かしい音かも。日本人にはちょっと懐かしい
YMO
音もかなり入っていると思います。面白い。

アルバムの中でこの曲は一番ノリがいい。大きなベースの音が細野さんのベースのようなinnovativeというよりレトロにも聴こえる。


それにしてもロビンさんは声が可愛いですね。エレクトロニックと可愛い音の組み合わせはいつも相性がいい。現在30代後半で貫禄のお姉さんですが、こういう風なまったり大人の欧州産ダンスミュージックもいい。熟女テクノの道はここにあるのかも。

パフォーマンスはバンドを従えて演ってますが、スタジオver.よりライブの方がいいですね。打ち込みの多いだろうオリジナルより、ちょっと粗っぽいアレンジでライブのほうが勢いがあっていい。

それにしても癖になる曲だ。7年ぐらい前Perfumeを知った後で暫く欧州のエレクトロニックにハマってましたが、ひさしぶりにオランダのDJの曲やDash Berlin EDXDinkを聴いたらすごく気持ちよかった。