お洒落なロック寄りフュージョン。
Dimension – NEWISH (2007)
Album: 「20」~NEWISH~
Released: Nov 21, 2007
℗ 2007 B-Gram RECORDS,INC.
昨日はうだうだうだうだとカシオペアについて長文を書いた。ほんとに長々と長過ぎ。全部想像だけなのにウダウダウダウダウダウダウダウダウダウダと駄文を…。今日は短くしよう。
スクエア、カシオペアときたら最後はディメンション/DIMENSIONです。このバンドも10年程前にJ-Fusionを漁っていたら出てきた。
結成は1992年。メンバーは3人。
小野塚晃(キーボード)
勝田一樹(サックス)
増崎孝司(ギター)
サックスの勝田さんがゴージャス・バブリーなルックスで「これはお洒落なバンドかな」と最初思った。10年前当時絶賛発売されていたアルバム『My Rule (2007)』と『20 -NEWISH- (2007)』を購入。ライブアルバムも6番と13番を購入。そうそうDIMENSIONはアルバム・タイトルが番号でした。大変多作なバンドで毎年アルバムを出しているらしい。今年25周年で30作だそうです。すごい~!
さてこの曲「NEWISH」は20作目『20 -NEWISH- (2007)』の1曲目。CDショップの視聴コーナーで聴いてひと聴き惚れ。うわかっこいい❤この歪んだ大人ギターがたまらんぞ。好き好き。インスト曲はなかなか惚れることはないのだけれど、この曲はとても好き。何度聴いてもいい。好きだ好きだ好きだ❤❤❤❤
ギターの増崎さんがTOTOのスティーヴ・ルカサー、勝田さんがデイヴィッド・サンボーンに影響を受けているそうで、それならバンドも悪いわけがなかろう…というわけでDIMENSIONもちょっと聴いてみた。勝田さんのサックスは少しハスキーでお洒落。都会的。本田雅人さんのクリアで綺麗なサックスの音とはまた違った魅力でいいなと思った。
残念ながらDIMENSIONは深く掘り下げる前に日本を離れることになって、ファンになるまで知る事が出来なかったんだけど、好きな音を出すバンドなのかも。私もTOTOやデイヴィッド・サンボーンは好き。DIMENSIONの方々はほぼ同世代なので若い頃に同じような音楽を聴いていたはず。世代的に気持ちのいい音を出しているのかも。ロック寄りのフュージョンもいい。
今持ってるCDをこれからもう一度聴き直そうと思います。
それにしてもこのバンドは現在リズム隊が固定メンバーじゃないのが不思議。私はバンドの要はまずリズム隊だと思うんですよ。リズム隊が変わればバンドの音、グルーヴも変わるはず。普通はバンドの音を確立させるためにリズム隊は変えないほうがいいと思うんだけれど、このバンドはもしかしたらそれを逆手にとって作品によりリズム隊を変えて違う音を作っているのかも。
ベースは2005年まで青木智仁さんが担当されていたそう。現在のドラマーは則竹裕之さん。
そういえば『20 -NEWISH- (2007)』はドラムにLionel Cordew、ベースがChris Minh Dokyでレコーディングはニューヨークだそうです。このアルバムはよく踊れる。ノリがいい。お洒落な音のSmooth Jazz。かっこいいわ。
DIMENSIONもSTB139スイートベイジルで2回見た。ゴージャス勝田さんがサックスを吹きながら客席の間を歩いてました。楽しかったです。このNEWISHのイントロが流れた時は鳥肌が立つほど舞い上がった。増崎さんはバカボン鈴木さんのライブでも本田さん達と一緒に見た。当時はJ-Fusion関係をいろいろと見てました。現カシオペアの鳴瀬さんや難波弘之さんの野獣王国も小さいライブハウスで見た。面白かったです…音がとても大きかった。今でも東京にいたらいろいろと見に行ってただろうと思います。東京の方々がちょっと羨ましい。
また長くなったぜ。