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2016年5月20日金曜日

Daryl Hall - I'm In a Philly Mood (1993)・米の音楽番組『Live from Daryl's house』



完璧。


I'm In a Philly Mood (Live 2014)
Live from Daryl's house Episode 66 with Amos Lee



バンドをやっている旦那Aの友人が教えてくれた音楽番組
Live from Daryl's House』。

80年代に流行ったバンドHall & Oatesの背の高い金髪の人=ダリル・ホールさんの音楽番組。彼と彼のバンドが毎回ゲストを呼んで共演。ゲストの持ち歌やHall & Oatesの過去のヒット曲、ダリルさんのソロ曲を、彼の経営するライブハウス兼レストランで演奏。途中で料理をしたり食事をしたり和気あいあいと過ごす様子を収録。

ゲストは様々なジャンルの若い世代のアーティスト達…フォーク、ブルース、ソウル、ヒップホップ、米ロックから、往年のスター…イーグルスやZZ Topのメンバー、サミー・ヘイガーにトッド・ラングレンからスモーキー・ロビンソンまで様々なジャンルから招待。

元々はダリルさんが2007年から、彼の自宅にゲストを呼んで一緒に演奏する様子を録った動画をオンラインで配信していたものが始まり。それが2011年からケーブルTV30分枠の番組になり、その後1時間に拡大して現在に至る。現在は米のケーブルTVネットワーク「MTV Live」にて放送。番組は不定期なスケジュールらしく、年に数回放送(最近見始めたばかりなので詳しくは知らない)。今までに76回のエピソードを収録。ここ数週間、過去の番組の再放送を録画して見ていたが、今月5月から今年のシーズンが放送開始。今年の最初のゲストはCheap Trickだった。(*^^*)

公式
 
 
ダリルさんは現在69歳だそうだ。80年代にはアイドル的に売れていた人だったので、そんなに年が上だとは知らなかった。番組で見るダリルさんは驚くほどお若い。声も全く衰えていない。カジュアルな格好でお若くて、もしかしたら若い頃よりも今の方がかっこいいかも。本当に素敵です。髪も長く髭を生やして、なんだか北欧の王様みたい。
 
彼の昔の曲がシンプルなバンドの音で毎回演奏されるのが最高にいい。Hall & Oates のアルバムは80年代に爆発的に売れていたんだけれど、アレンジがいかにも80年代風。当時はアルバムもよく聴いていたけれど、あの音作りが気になってあれから長い間聴いていなかった。この番組で昔の曲がバンドで演奏されるのを聴いていたら、改めて彼がいかに才能に溢れたソングライターなのかと気付かされる。シンプルな楽器の音で再現されると曲の良さが際立つ。
 
ダリルさん御本人の声もいい。彼がこんなにいいボーカリストだと以前は気付かなかった。バンドで演奏される楽曲はアルバムVer.よりもよく聴こえることが多い。もう一度昔のアルバムを聴いてみようかとも思うけれど、それ以上にこの番組をそのまま録音して自己のカバーアルバムを出して欲しい。
 
とにかくダリルさんのバンドが素晴らしい。全員歌えるのね。だからライブなのにコーラスが完璧。本当に綺麗だ。
 
この曲はダリルさんの1993年のソロアルバムからの曲。番組でのライブはアルバムver.よりずっといい。ゲストはAmos Leeさん。あまりに素晴らしくて何度も繰り返し動画を見てしまう。ダリルさんもバンドも歌いながら笑顔。楽しんでいますよね。番組の傑作のひとつだと思う。
 
 
オリジナル
 
 I'm In a Philly Mood (1993)

Album:  Soul Alone
Released: 1993
℗ 1993 Sony Music Entertainment