来日中だそうです。
Janet Jackson – Rhythm Nation (1989)
Album: Rhythm Nation 1814
Released: Sep 19, 1989 ℗ 2015 A&M Records
先週のショーからもう1週間。まだ興奮冷めやらず。これがアンコール前の〆曲でした。
あまりにもベタな大ヒット曲なのでどうしようかとも思ったんだけど、ダンスをする女性アーティストのことを語るのにこのビデオを避けるわけにはいかない。やっぱり1度採り上げておこう。
4年前にこのブログを始めたときに「Perfumeを海外へ」のエントリーで、Perfumeがいかに特殊なダンスポップグループかということを言っていて、(極論かもしれないけれど)グループでのダンスが揃うことで魅せる女性アーティストは、ジャネットさん以来他に誰もいないんじゃないか…なんて話していたんでした。
ダンスをする女性アーティストはマドンナさんやブリトニーちゃん、ビヨンセさん等などよくいるんだけど、彼女達は他のダンサーの中心でソロで踊る人達。グループでダンスが揃う事を強みにはしていないんですね。
スター個人のダンスではなくて「グループで揃ってナンボ」の見せ方をした大スターは、ジャネットさんだけじゃないかなぁ(私が知らないだけかも。売れないアートダンスグループは数えてません)
さてこのジャネットちゃん、元々のアイデアはおそらくお兄ちゃん・マイケルさんの「Thriller」あたりのMVでのグループのダンスからだと思うんだけど、当時女の子がこんなことをやるなんて
びっくり仰天
でした。ショック。血は争えぬ。女の子でもこんなことが出来るんだ…。
もともとダンサー以上に踊れる人で、これ以前にも「Nasty」や「When I Think Of You」等、前のアルバム『Control (1986)』からの曲のMVでグループで踊ってるんだけど、こういうストイックなダンスの見せ方はしていなかった。
このビデオは今見ても特殊。女性で、元々ダンサーじゃないポップスターがこういう見せ方をするのはなかなかない。スター個人よりもグループを見せる見せ方。彼女はこのビデオ以前から売れてましたからね。本当にすごいと思った。
曲もいい。元気が出る。衣装も見せ方も男の子みたい。この時のジャネットちゃんは23歳。ボーイッシュで本当に可愛かった。
日本でも流行りました。バブルの真っ只中でJALのCMは有名。ニコッと笑って「ジャール」と言うジャネットちゃんは本当に可愛かった。