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2014年10月2日木曜日

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第36回「試練の新天地」 9月7日放送



うーん…つなぎの回? 官兵衛の豊前への国替えと宇都宮さん追い出し回ですが、なんとなくドラマを感じない。余計な事が多いのかも。佐々さんの肥後の話なんて無くてもよさそう。

いろんなことは起こっているんですけど、どうも史実を淡々と羅列した風に見えてしまう。…と思えば黒田の女性達の話はかなりの時間をとって描写。あまり意味がないと思けどな。

長政くんが気が早いのがなかなか面白いです。実際にもこんな感じだったんでしょうか。


★あらすじ

官兵衛一家は豊前に国替え。さて宇都宮さんはどうする?本領安堵を約束したのに。もちろん戦勃発。さてどうなる。右近は日本を脱出。


●流れと感想

①バテレン追放問題
・秀吉がバテレン追放令を発布
博多 キリスト教徒の高山右近、小西行長が困ってます。なぜか利休もいる。そこへ官兵衛が「バテレン追放令」のニュースを持ってやってきた。とりあえず信心は許されるが、布教はできない。
・右近「私は全てを捨てる」→右近追放。秀吉「この秀吉の上に立つものあってはならぬ!」
・南蛮寺の取り壊しも始まった。
・右近さんのお別れ会。その後右近はルソン島で生涯を閉じる。おつかれさまでした。

②官兵衛の引越し問題
・官兵衛は国替え。豊前12万石へ…さて宇都宮さんをどうする?
・宇都宮さんは伊予へ国替え…愕然とする。怒りはもちろん(本領安堵の口約束をした)官兵衛に向けられる。宇都宮さんが怖い。
豊前・馬ヶ岳城 長政が到着。希望に燃える。
城井谷・大平城 宇都宮さんを訪ねる官兵衛。「速やかにお立ち退きください」お~強気だなぁ。宇都宮さんの怒りもごもっとも。しかし官兵衛「関白殿下の命です!」って怒鳴りつけるけど、ちょっとあまりにも傲慢ですよ。だってあなた以前宇都宮さんの本領安堵を約束したじゃないか。「悪かった」ぐらい言わないの?すごく一方的なトップダウンで問答無用の命令口調はいやな感じ。もういい人のキャラじゃないですよね。傲慢だよ。
秀吉陣 官兵衛(豊前)+佐々成政(肥後)が秀吉に「九州を早くなんとかしろ」と怒られる。官兵衛苦しい。
豊前 黒田の男たちは宇都宮さんをどうするか会議中。長政は先走りがちですね。気が早い。
9月肥後で一揆勃発VS佐々成政。
肥後・隈本城 官兵衛と小早川さんが一揆鎮圧にやってきた。
豊前 宇都宮さんも立つ!一揆勃発。あせる留守番中の長政。血気盛んにイケイケ一揆鎮圧のつもり…が、官兵衛と3人の家臣がやってきた「宇都宮と戦はせん!まず地侍から討っていく」。長政は不満。
・妙に分別臭い又兵衛が止めるが、長政は我慢できずに出陣。城井谷に攻め入る。どうやら罠らしい…。

③茶々問題
大坂城 九州から帰ってきた秀吉に、茶々「私はもう一人の正室だから皆に言って。それまでおあずけよ」。またジジイが喜ぶ。公にするまでおあずけ…はアン・ブーリンと同じですな(正室と離婚しないだけ)。こういうビッチな茶々は悪くない。しかしどうでもいいと言えばどうでもいい。
・一方ねねさんは「バテレン追放令」と官兵衛の九州左遷に文句を言う。

④お福問題
・どうせ豊前に一緒に行くのならあんなに場面を引き伸ばすこともなかろう。さよならを言う時はいい場面だと思ったのに結局行くことになって全部ひっくり返った。まったく必要の無いエピソード。
・そして無事光ちゃん達も豊前に到着。