(今日二投目…。はー…Perfumeのために生きる日々。サクッと訳しちまったのでとりあえず…)
またまたJapan Timesの記事です。今回は「Level 3」のレビュー。筆者は東京在住のPatrick
St. Michelさん。アメリカの方でしょう。Esquire誌、 the Atlantic誌、the Los Angeles Daily News誌、the
South Florida Sun-Sentinel誌などに寄稿されてるそう。またMakeBelieve Melodies.という日本の音楽に関するブログをなさっているらしいです。ちなみにこのお方はAKB48のことも書けるらしい。すごいな。まー東京にはいろんな方がいますね。
外国の方は(文化的なものでしょう)好き嫌いをはっきり書くので、ある意味面白いです(ま…私のブログもそうですが…)。褒めるばかりがメディアの仕事ではない。しかしこの記事はかなり好意的だと思う。正直な意見でしょう。殆どの曲を過去の曲と比べてダンス曲に改善・改良した…と言っているのは多少疑問ですが、基本的にいいアルバムだと言ってます。
これもまた海外への宣伝…ありがたい、ありがたい…。
以下、ワタクシの非常に大雑把な意訳。だいたいこんなことを言ってます。正確な完全訳はまたネット上にUPされると思います。
Perfume “Level3″
by Patrick
ST. MichelLevel 3はライブですごいぞ。このアルバムはあ~ちゃんが中田さんにドームコンサート向きの曲を欲しいと言って仕上げられた。(初めてユニバーサルの懐から出た)Perfume4番目のスタジオアルバムは、彼女達がSkrillex風になり過ぎることなく、POP/EDMのライブグループになろうとしたもの。これはいつものPerfumeサウンドをレベルアップしたものではないけれど、(彼女達が)アリーナショーに向けてやりたいことのために曲を洗練させ改善したものといえる。
とくに過去に出されたシングル3曲のAlbum Mixでそれが顕著。3曲ともシンプルでキャッチーな曲だったけど、今回は長いイントロとアウトロをくっつけてでかいステージ曲にした(「Magic of Love」しかイケてないけど)。3曲とも元のシングル曲より良くなってるけど、「未来のミュージアム」はちと苦しいくらい(このアルバムに)似合ってない。
これらの新曲は、中田さんがPerfumeの過去(の曲)から、レーザーを使ったステージ映えする曲に進化させようと思索したものらしい。「Enter Sphere」は2007年の「Game」をもっと忙しくしたような曲だし「Sleeping Beauty」は「Butterfly」のよう。故障した機械のような「だいじょばない」は「JPN」時の「ねえ」や「Fake It」の改良されたものだろう。7分のセンターピース「Party Maker」は2009年「Edge」のEd Banger風ダンスフロアニヒリズム(←よく分からん=Ed Bangerはフランスのエレクトロレーベルらしいです。)から、このアルバム中一番の今風EDMな音になっている。中田さんはデカクやっちまってくれたぜ。(観客に降り注ぐホログラフィーの紙ふぶきが目に浮かぶ…)。
「Level 3」はその大袈裟なスタイルを取り込みながらも、いかにもなEDM的な音を避けている、それにこれはPerfumeの一番長いアルバムだが(実は)ちと長い(すぎる)かも。たぶん一番面白いのはEDMサウンドを新しい方法で曲に組み合わせたものだろう。「ふりかえるといるよ」はピストンのようなデジタルドラムを使っているが、曲そのものはレゲエのようなシャフラーで、「Party Maker」で一晩中大騒ぎした後のミネラルウォーターの大きなボトルのようだ(←いい感じの一息)。「Point」はドラムンのビートに陽気なポップ(と可愛いハープ音)をのせた、過去2年間の中田さんの仕事の中で一番斬新な曲だろう。最後の曲「Dream Land」は、オルゴールの音と(また)ハープで始まって、またダンスビートと遊ぶ。これ一番綺麗な曲ですよ。
「Level 3」の全曲はライブショーのプレビューみたいだけど、音の素晴らしさが全体に散りばめられていて、家で聞いてもすごくいいアルバムです。■
うひゃー実は大絶賛じゃない…!! 嬉しいねえ。時々チクっと刺すように本音が出ますがそれも一興。基本的に、ライブ用のように元気がいいが、家でじっくり聴いてもいいアルバムだと言ってる。私も同意見。
しかしここ最近のPerfume関連の情報はキリが無いですな。ワラワラ出てくるぞ…。