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2012年11月26日月曜日

NHK大河ドラマ「平清盛」第46回「頼朝挙兵」

 
先週褒めたので、そのままにするのは公正さを欠くので正直に書こう。また吼えます。もちろん私の個人的な意見。楽しんだ方は読まないで下さい。
 
 
今週は期待はずれ。
 
先週あんなに期待したのに、またつまんない大河に逆戻り。面白いはずの場面を3秒とナレーションで終わらせて、あとはぐだぐだ。
 
平家の軍勢が源氏を襲う場面で、忠清の顔が映ったのが1秒。矢をばーっと討つのに1秒。あともう1秒。戦はそれだけ。その後唐突に頼政親子が屋内でさようなら劇をやってる。以仁王の討ち死にもナレーションだけ。八条院がぼーっとして庭にいるだけ。先週の盛り上がりが全部盛り下がり。史実の具体的な描写がほぼ皆無。いい役者さん達がもったいない。
 
それなのに清盛が白拍子2人を呼びつけていじめる場面は延々とやる。こんなものどうでもいい話じゃないかっ。こんなグダグダばっかりで大河ドラマを撮らないでくれ。ほんとにたのむから。
 
1人が何かやると、その直後に周りの人物全員の顔を順に大写しにしてリアクションらしいものを撮る。そのリアクションも全員ボーっと見てるだけ。人のリアクションばかりを面白がって撮るような演出は悪趣味。品が無い。そんなものを1年間もやっている。
 
頼朝の挙兵も題名ばかり。映ったのは3秒?後はナレーションで済ませて清盛の顔芸をやってる。これじゃ題名やるやる詐欺。その後の話の展開も意味不明。
 
…役者さんはよくがんばってると思うけど。
 
もうとにかく今後は歴史を語る歴史のドラマだけをやって欲しい。史実はそのまんま絵として再現するだけで十分に面白いはず。NHKさんどうかお願いします。日本の歴史は、こんな顔芸ばかりの安っぽいドラマで語っちゃいけない。これだけのお金をかけて、いい役者さん達をつれてきて、顔芸だけの内輪話とは本当にもったいない。もっと日本の歴史を、歴史上の人物達を尊重してくれ。たのみます。