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2011年12月11日日曜日

Perfume を海外へ-3 海外にも通用するPerfumeの魅力-----2.キャラクターイメージ

2. キャラクターイメージ

33様の性格の話ではないです。とりあえず個人のキャラクターは置いといて、グループとしてのイメージです。彼女達の、人形的というのか、ちょっとロボット風というのか、あまり筋肉や汗を感じさせない清潔なダンスのイメージが、同時に彼女本人達のイメージとも重なるんですね。ビヨンセなんかの欧米のパワーで押してくタイプのパフォーマーと違って、Perfumeにはああいう肉体性をあまり感じない。清楚で清潔な昭和のアイドル風の戦略もあってなのかどうなのか(黒髪、白い肌)あのルックスに、人形ダンスが加わると、かなり異質な感じですね。

カーズ2のオープニングでハリウッドに呼ばれたときも、ダントツに清楚で可愛くてキュートでお人形みたいで…。あのルックスだと、西洋人から見たら年齢も不詳ですし、西洋の腰振って肌出してなんぼの人たちから見たら、やっぱり異次元の存在ですよ。いい意味で得体が知れない。極東の不思議の国ニッポンからきた、3人の女性型ヒューマノイドみたい。今の日本はそういうもので有名ですからね。それがまた彼女達の唯一無二の魅力でしょう。欧米でも、あのカラダフェロモンばっかりの女性シンガー達にはうんざりしてるんですよ。ビヨンセくらい突き抜けてれば、全人類の女酋長いや女神様みたいですごいんですけど。そんな女性たちのうじゃうじゃいる欧米に切り込んでいくのなら、彼女達の清潔感や人形的なイメージは強力な武器になるはず(最近は3人とも腿を出して、ちょっと大人っぽくなってきましたね)。言葉がしゃべれなくてもミステリアスでもっと良い。英語をしゃべる必要はないでしょう。たぶん。