能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

この度の能登半島地震で 被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 ★NHK による様々な支援情報 能登半島地震 義援金・支援金の受け付け始まる 窓口まとめ 【随時更新】 https://www.nhk.or.jp/shutoken/ne...

2018年11月19日月曜日

映画『ボヘミアン・ラプソディ/Bohemian Rhapsody』(2018):フレディにもっと胸毛を!





 
 
-----------------------------------------------------------------------------
Bohemian Rhapsody2018年)/英・米/カラー
134分/監督:Bryan Singer
-----------------------------------------------------------------------------


全編ネタバレ注意

★ラミちゃん

まずこの映画のいいところから書こう。まずラミ・マレクさんのフレディなりきりぶりがすごい。ラミちゃんがすごい。とにかくすごい この映画がそれなりに形になって、現在世間でも評判がいいのはほぼ全て彼の力技のおかげだと思う。彼はQueenのフレディ・マーキュリーという名のキャラを完璧に演じてる。大昔ガチファンの私でも納得できる。顔も声も全然似ていないのに、途中から彼がフレディにしか思えなくなるのは、ラミさんが役者として上手いからでしょう。ステージ上のカリスマから、オフステージの様子、そしてフレディの内面…性の選択からくる孤独/寂しさや混乱、そして最後に「フレディがジムさんと出会えてよかったね」と思わせてくれるのも彼が役者として上手いから。本当にいい役者さんが見つかってよかったなと思う。大きな拍手。

それにしても役者さんは変わりますね。面白い。ラミさんは米のトークショーで何度か見ましたけど、ちょっとシャイでぎこちない感じで全体に可愛い男の子という感じなんですよ。それなのに映画では堂々とカリスマなロックスターになりきっていてすごいもんだなと思った。大きな前歯をつけて英国訛りもそれらしく、声はフレディより低いのにフレディが喋っているように思えてしまう不思議。

他の役者さん達も十分似ている。ブライアンはそもそも全身の骨格から似ているからわざわざ違うところを探したくなる程(頬骨が出すぎとか)。彼は顔の骨格も似ているからなのか声も質が似ているし、ブライアンの神経質でインテリな雰囲気もよく再現できているのではないか。ロジャーは顔は全く似てないけれど、ヤンチャ坊主なところがそれらしい。彼も雰囲気がかなり似ている。ジョンは思ったほど似ていない。似ていない理由は…小柄で眉間が狭すぎる…いやそれ以上にジョン・ディーコンさん御本人が隠退なさっているので、役者さんがジョンさんご本人に会えないとか…ジョンさんの資料が少ないことも大きな理由かもしれないですね。ライブエイドの頃のフワフワ頭は似ていた
 (→ジョンの俳優さんはそんなに小さくなかったですね。175cmだそうなのでラミちゃんと一緒。どこかで誤解してました。ジョゼフ・マゼロさんごめんなさい。ところでこのお方はすごく面白い方なのね。彼のインスタで見た。ジュラシックの子やぞ。)

★バンドの歴史ドラマとしてはすかすか

ストーリーとしては…昔ガチなファンとしては、まーもう少し突っ込んだ内容のものが見たかった気もしますが、この映画はあくまでもハリウッド映画で一般大衆向け。クイーンをよく知らない観客+これからファンになるかもしれない若い観客が対象であることを考えればこんなものかも。それにしても若い頃のバンドの成長がまー大雑把だこと。全然見せてくれていないですよね。70年代からいつの間にか(ボヘミアン…とウィーウィル…以外の)色々な事柄をすっとばして80年代になってる。だからバンドの話としてはスカスカの薄っぺら。

コアなファンというのは、過去に色々な映像を見てきているんですよ。昔のドキュメンタリーとか、インタビューだとか…。だからこういうバンドの歴史を2時間にちょこちょこっとまとめられたものを見ると、どうしても粗く見えてしまうのはしょうがない。

90年頃に出ていたVHSのビデオMagic Years/栄光の軌跡 Vol.13を持っているんですけど、クイーンのことをもっと知りたいと思うならあのビデオがいい。お宝映像満載。VHSテープしか出てなくて未だDVDになっていないんですけど、あれはDVDで出して欲しい。

★時系列と嘘脚色

バンドとしての話がスカスカな上に、曲や髪型、事柄などの時系列が滅茶苦茶なのも気になる。
 
なんで70年代のツアーの様子を見せるライブの曲がFat Bottomed Girls(1978)なのか? あそこはNow I’m here(1974) あたりじゃないといかんやろう。「Fat bottomed Girls」はJazz(1978)の曲でBohemian Rhapsody(1975)We Will Rock you(1977)の前に来ることはありえない。
 
またWe Will Rock Youのレコーディングの時にFreddieが短い髪で髭があるのも違う。この頃の髪はショートでも耳が隠れるほどの長さだったはず。フレディが髭を生やしたのは1980年の『The Game』の歌詞カードの裏の写真で見たのが最初。それを見て高校生の私は「うわ~髭は無いほうがいいのに。フレディがおっさんになった」と思いましたもん。

フレディのソロが大問題みたいになっていたけれど、ロジャーのFun In Space(1981)はどうなのよ…とも思った。
 
それにライブエイドの前にHIVに罹ったというのも嘘。ライブエイドは85年の夏。HIVに感染したと御本人が意識したか診断されたのは86年か87年頃だと聞いている。だから映画で「もしオレにはもう時間が無いとしたら?」と言っているのも映画用の嘘脚色。あの頃のフレディはまだ元気ぴんぴんですよね。

…な~んて
重箱の隅をつつきたくなる
のは致し方なし。それがファンというものじゃないですか。

★それでも楽しいQUEEN映画

それでも映画として十分楽しめました。全編重箱の隅をつつきながらも、「ほ~これをああいうふうに再現してるのか」とか「へ~似てるな~」とか「上手いもんですね~」といちいちにやにや楽しんだ。ファンにとっては、上手い役者さん達による全編物まね大会でそれはそれで大変面白い。ぶっちゃけあのブライアンのクリソツぶりとラミちゃんの熱演で、これ以上のクイーン物まね映画が出ることは無いだろうと思った。みんな上手いもんだ。

もう少し脚本がよければな~。

というわけで
70点。

決して悪くないと思います。十分面白かったです。ラミちゃんの役者としての力技が見もの。彼はこれから注目だな。素顔が可愛い。映画に彼が出ていたら「とりあえず見に行こうか」と思える役者さんだと思った。ハリウッドでは中近東系はなかなかチャンスが少ないらしいのですが頑張ってください。

★ゲイもの

私はアルバムThe Works(1984)を聴いて、19855月の来日ライブを見た頃からQUEENへの熱が冷めたので、その後のメンバーのゴシップ記事も(ロンドン在住中の10年間にメディアで見かけたもの以外)はほとんど読んでいないのだけれど、フレディのボーイフレンド事情の話が出てきたのは興味深かった。

1979年の『Jazz』のツアーの時のフレディのステージ衣装が、1980年のアル・パチーノの映画『クルージング/Cruisingのファッションによく似ているので、その後(85年頃に)友人と「あの頃のフレディはそれっぽい格好だよね」などと話していたのだけれど、まさか当時の彼が実生活でも本物だったとは(その頃は)全く知らなかった。

同性愛のテーマの話というのは、人物達の心の葛藤と孤独を描くことが多いですが、この映画もその辺りに少し触れていましたね。フレディが、メアリーとの信頼関係は保ちながらも、心と身体の飢餓感から複数のボーイフレンドと遊ぶことをやめられない。それなのにメアリーが結婚して子供が出来ればちょっと寂しそうな顔をする。フレディさんは寂しかったのかも。そのあたりの話が胸に響いたのも、ラミさんの演技が上手いからでしょうか。

細かいところ(出会いの状況等)は事実とは違うらしいですが、最後はジム・ハットンさんと出会えてよかったですね。ライブエイドのステージ脇で見ているジムさんがまたいい人っぽい。フレディさんよかったねぇ…とほっとした。悪者ポール・プレンター氏の話を引き摺るより、ジムさんととフレディの穏やかな温かい関係をもう少し描いてもよかったのになとも思った。

★猫がかわいい 😺

★要はライブエイド

最後のライブエイドは圧巻。全部の動作がフレディ。見ていて「ほ~」とただただ感嘆。何の文句も無い。ラミちゃんすごいわ。どこかの動画で本物とラミちゃんのステージ上の動きを二つ横に並べて比べている映像があったのですが、彼はガチで完全振りコピしてますね。あっぱれ役者魂。それだけでも感動する。

★悪くないけどそれほどでもない/しかし楽しめる

…というわけで見る前からドキドキして「期待しすぎて怖いからまだ見たくない」とか「楽しみは後にしたいからまだ見たくない」とか「好き過ぎて5回も映画館に通うようになったらどうしよう」とか「映画館でおいおい大泣きしたらどうしよう」とかいろいろと期待して心配したのですが、

それほどでもなかった70

しかしうまい役者さん達の物まね大会と、ラミちゃんの堂々なりきりぶり、完全振りコピを見て全体ににやにや楽しめた。「ほ~みんな頑張るな~すごいな~」というのが正直な反応。昔を知るガチファンに粗が見えてしまうのはしょうがない。しかし決して悪くは無い。あまり心を揺さぶられるほどではなかったけれど十分面白かったです。

★本物を見ようぜ

そして映画館を出てすぐに思ったのは「今夜はライブエイドのDVDを見よう」。その日は家に帰って夕食後に旦那Aと一緒にテレビの前に座り、ライブエイドのQueenのステージを見て「ひゃ~懐かしいすごいすごい」と騒ぎ、そのままあれもこれも…と他のバンドも一通り全部見続けてしまった。
 
1985年のライブエイド当日はたぶん大学の夏休み(違ったかな?)で、45人の友人達とうちでわいわい言いながら徹夜でテレビで見た記憶。懐かしいねぇ。2004年に出たDVDは買ったのにずーっと見ていなかった。
 
ライブの最後にHall & Oatesが米のフィラデルフィアのステージでTemptationsのお二人とMy Girlを踊りながら歌っているのを見て仰天した。「なんだ~こんなすごい映像があったんだ…知らんかった」思いがけずお宝を発見できてよかったです。


映画『ボヘミアン・ラプソディ/Bohemian Rhapsody』(2018):2回目はもっと楽しい 2回目鑑賞

Queenのフレディ様の映画が制作されるそうだ!!     ---2017/8/24
クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』ティーザー・トレイラーが公開     ---2018/5/16
もうすぐです!クイーンの伝記映画『Bohemian Rhapsody』トレイラー+1985年5月9日武道館ライブセットリスト       ---2018/10/16

2018年11月14日水曜日

Bobby Brown - Every Little Step (1989)



これをすぐに思い浮かべた。

 

Bobby Brown - Every Little Step (1989)

 Album:  Don't Be Cruel
Released: Jun 20, 1988
℗ 1988 UMG Recordings, Inc.

 
ブルーノ君のFinesseのオマージュの元はこのあたりじゃないかと思うんですけど違うかな。リズムが似てるからかな。音はびっくりするほどドライですね。すかすかしてる。当時はこういうドラムの音が流行りましたね。

いやー懐かしいですね。バブル真っ只中。もういやになるほどバブルの香ぷんぷんの曲ですわ。いやこの曲はアメリカの曲なので、曲そのものは日本には関係無いのですが、この曲がよく流れていた東京はバブルバブルバブルの真っ最中。ひゃー困ったもんだ。

当時ワタクシは20代前半の社会人で、ディスコも行かなくなっていたし、そういうノリにのまれることも殆どなかったのですが、巷ではこういう音楽がやたらと流行ってましたよね。このBobby Brownさんもボビ男とか言われてましたかね?彼は日焼けしてクラブに行って踊る若い衆のアイドルだったのではなかったのかな。

そんな流行はともかく、私はこのMVを深夜のテレビで見て「まぁ~なんとダンスの上手い人達だろう」と思いました。ヒップホップなんだけど軽やかで優雅。スリムな身体に長い脚を巧みに操って浮遊するように踊る様子は本当に綺麗だと思いました。美しい。

テレビを見ていてたまらず直ぐに立ち上がって、両足を揃えて膝でリズムをとりながら移動する振りや、片足ずつステップを踏みながら後ろに下がる振りなどなどを真似しました。今もなんとか踊れる。

でもね、なによりもこのビデオのボビ男さんと二人のダンサーの身体が綺麗なんですよ。その3人が軽々と踊るから素敵なのね。長い脚が交差するステップはまぁなんて優雅なんだろう。長い脚がジャンプして床に着地する時の靴の角度も綺麗。驚くほど上品ですよね。本当にかっこいいな。懐かしい。

女の子達はいかにも当時流行のスーパーモデル風。リンダ、クリスティ、ナオミ、シンディ、タチアナ、クラウディア、ヘレナ、ヤスミン…等等の綺麗なお姉さんたちがこういう格好をして闊歩。彼女達もものすごく売れてました。みんな憧れましたね。やっぱり華やかな時代だったんだな。



Bruno Mars - Finesse (Remix) [Feat. Cardi B] (2018)



90年代オマージュ


 
Bruno Mars - Finesse (Remix) [Feat. Cardi B] (2018)

Finesse (Remix) [feat. Cardi B] - Single
Released: Jan 4, 2018
 ℗ 2018 Atlantic Recording Corporation for the United States and WEA International Inc. for the world outside of the United States. A Warner Music Group Company


これもいい曲ですね。これも90年代へのオマージュでしょうかね。なんか私の世代には懐かしい音かも。メロディは切ない。ちょっと湿っぽい質感なのかな。とにかくブルーノ君は何をやっても上手いな。私は彼の声が好きだわ。

Cardi Bちゃんもかわいいですね。この子の格好こそ「Chunky」の歌詞「Looking for them girls with the big old hoopsThat drop it down in daisy dukes」そのまんまだわ。キレがあって素敵ね。いい女。
しかしこれ、ビデオも80年代半ばから90年代風ですよね。面白いな。


LIVE★Bruno Mars/ブルーノ・マーズ Live!!! 24K Magic World Tour 2回目– 11 November 2018



2日目。また行ってきた。この日は24K Magic World Tourの最終日

この日の席はスタジアムの横の最上階の一番上。会場中で一番高い所にある席なので全体が見渡せる。ステージも確かに遠いのだけれど、上方から見下ろす位置のせいかそれほど遠くに感じない。これはこれでまた悪くない。

70年代に建てられたこの古いスタジアムの最大キャパは50000らしい。東京ドームよりちょっと小さいぐらいのはずなのだけれど、全体にもっとこじんまりと小さく見えるのは不思議。こちらのスタンドから見る向こう側のスタンドもそれほど遠く感じない。このライブでは俵型の会場の一方にステージを組み立ててキャパは35000だったそうだ。

前日はステージの近くで大盛り上がり大会だったので、今回はあまり騒がなくてもいい。周りが踊れば踊るけれど、座って上から下の様子を観察するのもまたいい。2回目は余裕だ。

この日も前座は同じ。地元のThe GreenとカリフォルニアのCommon Kings。どちらもレゲエバンド。この日は前座のショーも観客のノリがいい。歓声も大きい。さすが最終日。

レゲエバンドの後の休憩時間にはスタンドの客席で何度も何度もウェーブが起こる。皆立ち上がるたびに女の子達が黄色い声を上げる。キャーキャー騒がしく面白い。その後、今度は観客が自発的にスマホのライトで遊び始めた。最初は数人がライトを揺らしていたのに、徐々に会場中の観客がそれに参加。左右、上下、四角と光で形を描けば、数百の観客が徐々にそれに従って動きを変える。会場中がライトで同じ動きをするのは見もの。光が踊っている。今夜の客はノリがいい。


★ライブ

会場が十分温まってから9時過ぎに開演。ブルーノ君の思い出ビデオに「ARE YOU READY?」で会場が叫ぶ。ステージの前面を覆っていた幕が落ちてライブの開始。


今日の場所は昨日よりも音がいい。たぶん。少しよく聞える気がする。それに照明に照らされたステージは実際よりも大きく見えるのでそれほど遠く感じない。音のディレイがほとんど無いのは不思議。昔は東京の武道館でも東京ドームでも音が遅れていたけれど、ここでは殆どディレイが無い。どうやって調整しているのだろう。

最初の24K Magicからのノリのいい曲で、周りの若い子達が立ち上がって踊り始めた。ビールで気持ちよくなっているらしい。一緒に立ち上がってちょっと踊る。この列は後ろに誰もいないので好きなときに立ち上がればいい。ステージから遠いせいか周りには「とりあえず見に来た」客もかなりいる。最後まで立ち上がらずに鑑賞する客も結構いた。スマホのカメラで写真を撮り、オペラグラスでじーっと見て全体の様子をまったりと楽しんだ。最後はもちろん踊る。構成は昨日と一緒。

最後のMCではブルーノ君がよく喋っていた。この日は最終日。また24K Magic World Tourの最終日でこのショーは200日目だったそうだ。最終日ということでブルーノ君も饒舌。会場には家族や親族一同、クラスメートなども来ていたらしい。彼もよく笑ってリラックスしていて楽しそうだった。この日のMCの様子には彼が心からショーを楽しんでいる様子が見えた。大掛かりなスタジアムのショーが、温かいパーソナルなコンサートになっていて感動的だった。




これは後から動画サイトで見つけた最後のMCの内容。聞き取れるところをおおまかに意訳。ちょっと感動しますね。
----------------------------------------------------------------------
「…世界中を回って歌を歌えるなんて本当に幸運で恵まれているんだけれど、でもね、ここ僕のホーム・ホノルルに帰ってこれて本当に幸せ、幸せだよ本当に嬉しい みんなありがとう。 …聞いて、今晩みんなに会えて歌えて心から嬉しくて胸が一杯だ。…。 …そしてずっと一緒にやってきてくれたバックステージのクルー、スタッフ皆に感謝したい。これを建てるのは大変なんだよ。拍手してあげて。 …それからハワイいつもここだけ…友達にファミリー、おじさんやおばさん、甥に姪にいとこも今夜ここにいる。 …そしてお父さんがいる。僕に全てを教えてくれたお父さん"Dr. Doo Wop"が今晩ここにいるんだ。彼に会えるよ。 …それから友達もいる…奴らの名前を呼ばなきゃ…(友人達それぞれの名前)…こんな話があるんだ。僕達が9年か10年生(中学生)の頃、その友達は僕が校内のどこに行っても向こうから叫ぶんだよ「おいっブルーノ、ドレッドひとつくれ、ドレッド房ひとつくれよ」そして僕の髪を切ってよこせって言うんだ。それで僕が「おい変人、なんで僕の髪が欲しい?」って聞いたら「いつかお前が有名になったらそれを売るんだよっアホ」(笑)。 …でも聞いて、それはね、彼の「おれはお前を信じてるんだよブルーノ、やってくれよ」っていう彼なりの言葉だったんだ。 …聞いて、知っていて欲しい、キミたちのおかげ。キミたちが僕に何だってできるって思わせてくれたんだハワイ…僕がどんなにキミたちが大好きでいつも恋しがっているか。 …それからキミたちも知っているように僕がやっている全ての事、僕の事をテレビやニュースやビデオで見てラジオで聞くと思うけど、僕が一番やりたいのはキミたちに誇らしく思って欲しいこと。本当にありがとうハワイ。 …2つお願いがあるんだ。一つ・皆さんどうかここから安全運転をしてどうか安全に家にたどりついてください。 …二つ・これは僕と世界とバンドのために…ここにいる皆でこのコーラスを最後にもう1回歌って…皆の声が聞きたい、ハワイいいかっ ほらっWhen I see your face…(歌)
----------------------------------------------------------------------

いろいろとこみ上げてくるものもありますよねきっと。今までショー200回…かなりハードなスケジュールで世界中を飛びまわっていたわけで、これが最後となれば胸が一杯になりますね。いつもどおりの完璧なショーをやりながらもこの日の彼は心の中で何を思っていたのだろう。

上から見るステージは宝石箱のようにキラキラと輝いて、花火も火も紙ふぶきもレーザーもとても綺麗で、観客もよく歌い楽しそうで、素晴らしいショーでした。ブルーノ君、本当に本当におつかれさまでした。ありがとうありがとうありがとう❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤


このライブはチケットを取るのに半年も前からパニックになったり、ライブが近づけば「ちゃんと車で行けるのだろうか」「パーキングは大丈夫だろうか」と心配し、そわそわと気もそぞろ、何も手につかないし、何も出来なくなって、何をやってもふわふわと心ここにあらずで、そんな年甲斐もない自分の落ち着きの無さに自分でもびっくりした。スタジアムのライブなんて久しぶりで、それだけでもかなり興奮して、ちょっと今燃え尽きてます。お祭りですね。カーニバルとか、そういう感じ。昨日も今日もぼーっとしてる。
ぼ~~~っとしてる。
こういうのは久しぶりですな。


今晩ブルーノマーズ君のコンサートに行くのだけど…      ---2018/11/11
LIVE★Bruno Mars/ブルーノ・マーズ Live!!! 24K Magic World Tour 1回目– 10 November 2018

Bruno Mars - That’s What I Like (2016)
Bruno Mars - Perm (2016)
Bruno Mars - When I Was Your Man (2013)  Live 2014

LIVE★Bruno Mars/ブルーノ・マーズ Live!!! - Moonshine Jungle Tour 2014