能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2016年12月3日土曜日

BABYMETAL: 英国でのレッチリ・サポートツアーが始まります/その他いろいろ



お久しぶりです。

もうすぐBABYMETALさんの、英国でのRed Hot Chili PeppersUKツアーのサポートが始まりますっ!
皆様はもう現地に到着なさっているでしょうか?
ガールズも神様の皆様も頑張ってください!
フリーお父ちゃんによろしく。

★Red Hot Chili Peppers + Babymetal 2016 U.K. Tour Dates:
12/05 – London, England @ O2 Arena
12/06 – London, England @ O2 Arena
12/08 – Glasgow, Scotland @ SSE Hydro
12/10 – Birmingham, England @ Genting Arena
12/11 – Birmingham, England @ Genting Arena
12/14 – Manchester, England @ Manchester Arena
12/15 – Manchester, England @ Manchester Arena
12/18 London, England @ O2 Arena

それにしてもレッチリさんは大変な人気なのね。それぞれの地方でアリーナ2日間なんだもの。まだまだまだ元気がいいな。

また今回の渡英に合わせて(だと思う)、BABYMETALちゃんはメタル誌Kerrang! 』のK!1648号の表紙を飾ったそうな。
もう大スターですねほんと…。
 

BABYMETALさんは今年2016年も大活躍。年末の締めにもBABYMETALさんの名前が聞こえてきています。公式のTwitterで拾った情報によると
 
Louewireでは
 6th Annual Loudwire Music Awards
 Best Metal Song にノミネート(?)。
 現在投票を受け付けているらしい。
またすぅメタルさんが、
 同じく6th Annual Loudwire Music Awards
 Rock Goddess of the Yearにも登場。投票受付中。
Metal Hammerの付録の2017年カレンダーにはBABYMETALさんが登場。

それから…つい先日日本での新しいニュースも入ってきました。
BABYMETALさんは、来年121日から29日までの4日間、なんとGUNS N' ROSESの日本でのサポートをすることになったらしいです。…ぇええええええええええええええええええ?まだやってたの????…それはかなりびっくりだわ。密林へようこそ…。

★Guns N’ Roses + Babymetal 2017 Japanese Tour Dates
1/21 — Osaka @ Kyocera Dome
1/22 — Kobe @ World Memorial Hall
1/25 — Yokohama @ Yokohama Arena
1/29 — Tokyo @ Saitama Super Arena


Guns N' Roses – Welcome To The Jungle (1987)  

Red Hot Chili Peppers - Magic Johnson (1989)
Red Hot Chili Peppers - The Power of Equality (1991)
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop (2002)
Red Hot Chili Peppers - Hump de Bump (2006)


2016年12月1日木曜日

Gacharic Spin - 今を生きてる~2013年春 (2013)



歌を聴いて涙が出ることもある。




Gacharic Spin - 今を生きてる~2013年春 (2013)

Album:  ガチャっとBEST<2010-2014>
リリース: 2014年10月1日
℗ Victor Entertainment


昨日「男前な女性バンドを考える」を書いてから、そういえばGacharic Spinさんはどうしているのだろう…と映像を漁ってみたら出てきた。そうだ、この曲は以前聴いたはずなのに、どうしてとり上げなかったのだろう。

いい曲です。

歌が直接心に響くことがある。琴線に触れる。ちょっと涙が出た。私は若い女の子達が頑張っている様子を見るとぐっとくるのね。いやこの曲は全ての若い人々に向けての応援歌でしょう…つまずいても迷っても前に進むしかないと歌う…メロディも歌詞も本当に素晴らしいです。


  僕は何を言いたくて今まで生きてきたのか問いかけてた

  迷いだって嘘だって 壊していくしかない

  衝動がこの先に道を切り開く

  壊して手にしたリスクは自分のもの

  人類が生まれて長い時が過ぎて 出逢えたこと自体が奇跡

  同じ時代 時間を共に作っている そこに何か意味があるはず

  同じ時代  時間  生きてくれてありがとう


言葉が光ります。直球。ネットの空間に見つけた宝石。これはここに記録しておきたい。


 

2016年11月30日水曜日

男前な女性ロックバンドを考える…まとめ



6バンドを出して企画終了。一応まとめておこう。

このお題「男前な女性ロックバンド」のリストアップを思いついたのは、近年Babymetalの西洋での活躍や、Band-Maidが海外に出て行って現地のメディアにとり上げられたりしているのを見て…はて? そういえば西洋でうるさい男前な音楽をやってそれなりに成功した女性だけのバンドってどれぐらいいたっけ?…と思ったのが最初。

ところがそんな女性バンドをリストアップしようと思ったら、あまり出てこない。あれおかしいな…。最初に思いついたのは今までここにとり上げてきた6バンド。

The Runaways
Girlschool
Vixen
L7
Hole
Show-Ya

その後、海亀が知らないバンドもいるだろうからと検索して調べたけれどほとんど新しいものは出てこない。ここに取り上げたバンド以外ではブラジルやロシアのバンドが出てきた。英語圏の西洋で一応名の知られたうるさい音を出す女性バンド…といえば実際はこれぐらいになるのかも(もっといると思うけれど)。

驚くほど少ない。

なぜメタルやハードロック…うるさい音楽の分野では女性バンドの成功が少ないのか?…それは西洋ではこの手のうるさい音楽の業界が男中心で成り立っているからだ…と以前Vixenのエントリーで書いた。

西洋では、大昔からHR/HMの分野はバンドも業界も男性が主体。バンドだけではない、そもそもこの手の音楽のファン/リスナーが男性ばかり。なぜなら彼等は皆自らのライフスタイルの一環としてヘビーな音楽を聴いているからなんですね。

だから西洋で女性がこの分野に切り込んで成功するためには、なんらかの形で男性を意識せざるをえなかった。

また70年代から80年代~90年に至るまで名を成した女性ロッカー達には、それぞれの時代で女性の自立を謳ったフェミニズムの影響を受けたものも多い。男(の業界)に向かって「負けていないわ」と必要以上に強気、女を捨てている、なまいき、我が強い…そんなイメージの女性のアーティストも多い。

上に挙げたそれぞれのバンドの立ち位置は以下の通り…、

The Runaways
才能のある反抗期の少女達に下着を着せて、大人が上手く利用したというのは否めない、
 The Runaways - Cherry Bomb (1976)
Girlschool
Motörheadの妹バンド。
 Girlschool – Future Flash (1981)
Vixen
女版Bon Jovi。当時の男性グラム・メタル・シーンに沿って女性らしく華やか。もちろん男性ウケもいい。
 Vixen – Edge Of A Broken Heart (1988)
L7
完全に女を捨てて男になりきり、
 L7 – Andres (1994)  
Hole
規格外なカリスマの女性ボーカルが全てをなぎ倒して君臨。
 Hole - Celebrity Skin (1998)  

…どのバンドも皆男性を意識していないとは言えないんですよね。男性主体のバンド・業界に対して何らかの形で拮抗、対抗し、我を通してバンドを存在させている。彼女達はそれぞれの時代に、強気に肩肘を張って頑張らなければバンドを成り立たせられなかったのかもしれない。西洋で女性がこの分野で成功するのはそれぐらい難しいことなんだろうかと思う。

L7を見ていると、彼女達がどの方向を向いているのかわからなくなったりもする。彼女達のあり方は一般の男性にはまずウケないだろうし、彼女達のようになりたいと思う若い女の子も少ないのではないか?


西洋の女性アーティストがこの手の分野で手っ取り早く輝けるのは男性バンドのフロントに立つこと。そのようなバンドなら数多くいる。
例えば In This MomentMaria Diane Brinkさんがそう。


In This Moment - Sick Like Me (2014)
 
Album:  Black Widow
Released: Nov 17, 2014


彼女のようなあからさまにセクシーな見せ方なら、バックバンドは男のほうが映えますよね。絵になる。男の演奏するゴリゴリの楽曲に、肌を晒したセクシーな女性のフロントが歌う(絶叫する)バンド…そういうタイプの見せ方で男性ばかりの業界にうまく納まった女性アーティストは、過去にもいたし現在も多く存在するのだろうと思う。


西洋で女性が苦戦しているのに比べれば、近年の日本の女性バンドはかなり自由にやれているのではないか? 
Show-Yaさん
 Show-Ya – 私は嵐/Watashi wa Arashi(1989)
のようなお姉さん方が30年前から頑張って下さったおかげで、日本では女性が楽器を弾いて大きな音を出すことにそれほどの抵抗はない。それは素晴らしいことです。

このブログでは今までDOLLBOXXBand-Maidしかとり上げていないけれど、現在うるさい音を出して頑張っている日本の女性バンド/ミュージシャンはかなりいる。日本にはそんな女性バンドを応援する男性ファンも多く、もちろん女性ファンもいて、西洋のように女性バンド/女性ミュージシャンだからといって彼女達が男性の音楽ファンから下に見られるような事は無いのだろうと思う。

西洋のように男性からの圧力や抵抗が無いから、日本の女の子達は自由に活発で明るく自然に好きな音楽を演奏することが出来る。だからBand-Maidみたいなバンドが出てくるんだろうと思います。

彼女達は必要以上に肌を露出する必要も無ければ、男のために身体をくねらせる必要も無い。女を捨てて化粧もせず髪もボザボザでいつも怒っている必要も無ければ、ひねくれたり意固地になる必要もない。

日本の女の子達は好きにメイクをして、好きな可愛い格好をしてお洒落は自分のために…そして尚且つ巧みな楽器の技を観客に見せつけ大きな音を出して音だけはゴリゴリ男前…そんな風に何にもとらわれず自由なスタイルでバンドをやれる。

そんな自由なタイプの女性バンドは、西洋では今まで出にくかったのかもしれない。

これから女性バンドの未来を担っていくのは、そんな(日本のような)自由な環境の中で自由な創造性から生まれた若いバンドであって欲しいと思います。

西洋が「メタルやハードロックは男臭い野郎がやるべき+女はおっぱいを見せろ」的な古臭い型にとらわれているのであれば、日本の女性バンドはもっと自由にいろんな事に挑戦していろんな見せ方を開拓していけばいい…西洋が思いつかない自由な発想と自由なスタイルの組み合わせで、日本の女性バンドが西洋に切り込むことはこれからも可能かもしれない。
期待してます


DOLL$BOXX - おもちゃの兵隊 (2012)


 

Show-Ya – 私は嵐/Watashi wa Arashi (1989)



最後の締めは日本のお姉様。



Show-Ya – 私は嵐/Watashi wa Arashi (1989)
2005年「大復活祭~20th Anniversary Live~」

Album:  Outerlimits
リリース: 1989
℗ 1994 EMI Music Japan Inc.


泣く子も黙るShow-Yaのお姉さんです。古典的な正統派ハードロックバンド。く~っかっこいいなぁ。

海亀は昔から洋楽しか聴いていなくて日本も離れてしまったので、Show-Yaさんのことは25年ぐらい前にTVでお見かけした以来ほとんど知らなかったのですが、何と今も活動をなさっているのね。すごい

Show-Yaさんが今も活動なさっていることを知ったのは、たぶん去年NHKMusic Japanに出演なさった時だったと思う。番組で演奏なさるのを見てなんとかっこいいんだろうと思った。

この2005年のライブの様子は素敵。眉間に皺を寄せながら角田さんがドラムを叩く様子に痺れる。ふぁ~無茶苦茶かっこいいな。全員超男前。かっこいい


このブログでは今まで「かっこいい男前女性バンド」のお題で西洋のバンドをとりあげて色々と書いてきましたが、Show-Yaさんは世界的に見ても間違いなく「男前な女性バンド」の先駆者だろうと思います。

西洋に比べれば今の日本では、男前な音楽をやる女性のバンドがそれほど珍しくはないと思うのですが、それはShow-Yaさんをはじめ今まで頑張って下さったお姉さんバンドの方々のおかげ。この方々がいらしたからこそ、今の日本では色んなタイプの女性バンドや女性ミュージシャンが出てくる環境がある。様々なバンドの出る環境として日本が円熟しているのはShow-Yaさんのようなお姉さん方のおかげ。

リスペクトと感謝です❤❤❤❤❤