能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2016年7月14日木曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第27回「不信」 7月10日放送



今回も小さい話で終わっちゃいましたね。歴史が動いているのが見えない。確かに拾+秀次+秀吉関連の話も歴史ではあるんだけれど。

個人の話に焦点を当てて、細かく心理を描写していくやり方は、ドラマとしてはよく出来ていると思います。しかし前回も書いたけれど、それを大河ドラマに求めているのか…となると疑問。

今回の歴史の話題は、石田君が「朝鮮からの兵の引き揚げ」と言ったのみ。あとはぜーんぶ豊臣家の家庭内事情。


秀次さんは可哀想なんだけど…どうももどかしい。こちらが年を取っているせいなのか、秀吉爺がそれほど悪く見えないんですよ。繊細すぎる秀次君が、勝手にぐだぐだ問題を作って勝手にぐだぐだ悩んでいる。同じような話を現代劇に持って来ても、この秀次君はかなり極端な例だと思います。ほんとにこの人は問題を自分で作りに行っているのよ。なんだか可哀想に見えないのね。どうしたものか。

自分に自信が無いのなら(真田のパパのように)上手く長いものには巻かれておとなしくしていればいいのに、この秀次君は秀吉の言うことにいちいち腹を立てているのね。文句ばかり言う割には、自信がなくておどおどくよくよ悩んでばかり。悩んでばかりいたら国を治めるリーダーにはなれんぞ…と秀吉が怒るのも無理はない。秀吉ばかりが悪いというよりも、むしろ秀次君が愚かに見えただけになってしまったかも。いや…可哀想ですけどね。短気な秀吉とは相性が悪いのかな。


その秀次君の性格について、娘のたかさんがいい事を言う

父は弱いお人。自分がどう思っているかより、
人にどう思われているかが大事なお人

これ、そのとおり。こういう台詞は上手い。これは現実にそう。人からの評価ばかりを気にする人は、真に強く、心穏やかな人間にはなれません。こういうことは年寄りには良くわかる。自分を幸せにできるのは自分だけです。そのあたり、この秀次君の弱さはそのまんま。常に秀吉の顔色を伺っているからいつも不安。…ドラマの中にこういう台詞が出てくるのは上手いもんだなと思います。

今回はその辺りを追ってみよう。
 
 
…とは言ってもワタクシ、そろそろ歴史の大きなうねりが見たい。それから主人公の信繁君が27回目にもなるのに、未だあまり魅力的に見えないのも困りもの。この信繁君は、いろんなところに頭を下げて、上手く、そつなくメッセンジャー役を勤めながらも、腹には色々と考えのある人物で。しかしどういう人物なんだろう…一見賢そうなんだけど、時に言葉が多すぎて失言も多い。細々と気が回りすぎて…どうも煮え切らない。頭が良過ぎでイヤミ…なのかなぁ。
 
 
★あらすじ
拾が生まれて、秀次は心配。悩みすぎて失踪してしまう。
 
●内容
 
○秀次の心模様
秀吉の赤ちゃん誕生。早速秀次は不安
秀吉、信繁に秀次に仕えるように命じる「あれのそばにいてやって欲しい。孫七郎は可愛い甥っ子
秀次「叔父さんは私を関白にしたのを後悔してない?」←そんなこと聞いてもしょうがないのよ
秀吉、秀次へ「近い将来九州を拾にやってくれ」秀次はまた不安
・秀次の娘たか「父は弱いお人なのです。自分がどう思っているかより、人にどう思われているかが大事なお人。」←これこれそのとおり。しかし娘が父の側室候補にこんな話をするのも違和感がありますね。
秀吉、秀次の娘を拾に嫁がせようと計画「今のうちに決めておくのだ。そうすれば秀次も少しは安心する
秀次それを聞いて激昂「なぜこのように大事なことを勝手に決めてしまわれるのだ。どうしていいのかわからなくなった。」←反応が激しすぎ。
・金吾君のアドバイスで、秀次、能の練習。宇喜多さんはうるさい男。
・金吾「私は小早川に出されることになった」
秀次始まったぞ。厄介払いが。次は私の番だ。」←考えすぎ。
・声の大きい宇喜多さん←この人は秀次の性格の反対側にいるキャラ「わしは何があってもわしのやり方を貫く!」単細胞ですね。でもこういう人は幸せよ。
・吉野の花見。秀吉、信繁のうたの下手さに怒る。
秀吉、舞台上の秀次を見てまた激怒「孫七郎、何をやっておるのだ。関白は他にやるべきことがいくらでもあるだろっ!…こんなもんを見せられるためにお前を関白にしたのではないわっ!」←確かにそのとおり
・寧さんが秀次に「あの人はね、あんたにしっかりして欲しいんだが。ありのままの自分を見せればええ。」
・夜の花見、官位を拒む信繁に秀吉激怒。
秀次「官位を与えるのは関白の勤め。私が決めることです。」
秀吉、秀次の様子を見て喜ぶ「よくぞ申した!この件そちに任せる。それでこそ関白じゃ。」←秀吉は秀次がしっかりしてくれれば嬉しいのね。いつも秀次君がおどおどしているから秀吉はイライラする。秀吉は短気ですからね。
・伏見城の改装計画。政務の間を設けて、秀吉「(外交は)本来関白の仕事なのだが、関白も忙しいようなので手伝ってやろうと思う。」
秀次が伏見城の改築計画の図面を見る。伏見城は秀吉の隠居用だと思っていたのに、政務の間の図面を見て不安になる。
秀次私はもういらぬということか。なぜ叔父上は私を信じてくださらぬ。
秀吉「あ~めんどくさいっ!」←同意
秀吉「全てはあやつの心の弱さが元じゃ。あやつが強くならぬ限り、会っても話すことなど何も無い。」
・秀次の弟・秀保他界。
秀吉「葬儀は隠密に。むしろなかったことにしたい。縁起でもない。」
秀次おびえる「これでわかった。叔父上にとって我らは要らぬものなのだ。あの方は我らが邪魔なのだ
秀次失踪。

○信繁の失言
・官位を与えるという秀吉に「兄がいるから遠慮する」←そういう言い方をしなくても。素直に理由を言えばいいのに。
・秀吉「自分だけでは足らず兄にも与えろと言うのか」秀吉激怒
・真田一家、秀吉に挨拶。秀吉が信繁の失言を信幸に話す。
・信幸激怒。←この人も小さいかも。プライドが高いな。しかしそもそも信繁が、官位を断る言い訳にお兄ちゃんを出さなければ良かったということですね。
・昌幸パパ「もらえるものはもらっておけ」←それでいい。パパは飄々としていい。伏見城改築の仕事もめんどくさいのね。

○稲のわがまま
・大名の妻は京に住まわせる←そうそうこれは歴史の記録です。
・信幸と一緒に京には行かないと駄々をこねる稲さん。←まだ我を通しているのね。
・おこうさん「あんたより辛い者もいるんだから我慢しろ」そんなことを言われても稲さんには関係ないでしょう。それよりも「武家の妻とはこうあるべき」と優しく諭した方が良かったのに。

○きり問題
・この子はどうするんでしょうかね。自分で信繁の「初恋の人」なんて言ってますね。相変わらずうざいキャラですね。(^_^;)


BABYMETAL:北米西海岸ツアーが既に開始!



おっと、パソコンを使わないホビーにハマっていたら、12日からBABYMETALちゃんのツアーが始まってしまっていたわ。
それでは下手なお絵描きをして応援。

ガールズも、
神様方も、
 
お身体に気をつけて、
頑張ってください!

もう残りの北米のワンマンは全て売り切れだそうです。すごいなっ!

今日北米14日は、サンフランシスコでのライブです。

718日にはAP Music Awardsに出席だそうです。ノミネートされて演奏もするらしい。ストリーミングで見られるといいな。


★北米西海岸ツアー日程
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712()  SEATTLE, ワシントン州 SHOWBOX SODO
714()  SAN FRANCISCO, カリフォルニア州 REGENCY BALLROOM
715()  LOS ANGELES, カリフォルニア州 THE WILTERN
717()  CHICAGO, イリノイ州 TOYOTA PARK
 ●Chicago Open Air
718() COLUMBUS, オハイオ州 THE SCHOTTENSTEIN CENTER
 AP Music Awards 2016
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2016年7月7日木曜日

TBS 金曜ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』全10話・感想



なんと長いタイトルのドラマなのだ。

面白かったです。
このドラマは理屈抜き。ただただ面白い。
日本では415日から617日に放送。
 
 
毎回毎回中谷さんが藤木さんに

馬鹿っおまえはうだうだうだうだだからだめなんだ。そういうときにはこれだっ。うだうだうだうだうだどうだっ。」

とガミガミ言われるのが超面白い。中谷さんもノリノリで反撃。お二人のやりとりだけで毎回楽しめた。
 
理屈抜き。このドラマにリアリティを求めてはいけない。完全にファンタジーですよね。すべての登場人物が美形でスタイリッシュ。綺麗な環境、綺麗なお店、綺麗なインテリア、超エリートのかっこいいお仕事…綺麗綺麗綺麗素敵素敵素敵…。そんな世界どこにあるんだよっ。
 
 
まず橘みやび(中谷美紀)が超美人。あんなに綺麗で愛嬌があってエリートの39が、売れ残りで今でも高校時代の同級生が好き…なんて設定に無理がある。それから10以上も年の離れた若いボーイフレンド・橋本が瀬戸康史君のような超美形なんてまたありえねーっ。上品で可愛いママはまた超美形の夏木マリさん。みやびさんのクリニックの女の子達も美人。そして恋焦がれる高校時代の同級生桜井が徳井義実。徳井さんはコメディアンですけど実際かなりいい男なのね。そして中谷さんをガミガミ怒鳴りつけるレストランの中年オヤジ(のはず)十倉がなんと藤木直人。そんな世界があったら見てみたいもんだわっ。
 
とにかくみーんな砂糖菓子で包んだように綺麗な人々、綺麗な環境。…これは実験なのかどうなのか…見ていて嫌になるわけが無い。全員綺麗で見ていて気持ちがいいんだもの。
 
その綺麗な世界で藤木さんと中谷さんがガミガミガミガミやりあうのが面白い面白い。今年の春のドラマの中で毎週一番楽しみなドラマでした。
 
 
ストーリーは、最初から十倉とみやびが仲良くなるのは見えてましたね。第1話からそうだろうと思った。ああいうふうにお互い全く気を使わずにガミガミ言い合うようなのが仲のいい証拠。ああいう感じなら結婚も上手くいく。もう既に夫婦みたいだもの。まーあのお二人が結婚するのは仕事的に難しそうですけど。
 
桜井君との結婚は最初からなさそうでしたね。みやびは桜井君の前では緊張してよそ行きの顔をするし、桜井くんは煮え切らない性格で最初から結婚に及び腰。この二人、なんかちがいますよね。
 
 
それにしてもみやびさんほどの美人が39歳まで高校の初恋を引きずるのもリアリティがない。彼女ほどのいい女なら、皆に人気で2030代と恋のチャンスも多かったはず。39歳まで何人かとお付き合いして上書き保存は出来なかったの? それに桜井君の思い出がいかに美しいとは言っても、高校生の男の子とその子が成長した39歳の男とは、
全くの別人。

女性もそうですね。好みも趣味も性格も価値観も17歳の頃とは全く違う人物なはず。中谷さんほどのいい女が高校の思い出を39歳になっても本気で懐かしがるのはリアリティがない。

な~んてこのドラマを真面目に考えてはいかんのだね。そうです面白ければいいんです。


それにしても中谷さんと藤木さんは面白かった。…しかし勝手に女性の心に土足で踏み込んでくる中年のガミガミオヤジが藤木直人とはなぁ。最初からこの二人が仲良くなるのは見えてましたよね。

だってね、確かに世の中には若い女性を「おまえ」呼ばわりしてガミガミアドバイスをくれるおせっかいな中年オヤジがいるものなんです。だけど、その「おまえ」呼ばわりを、受け取る側の女性がOKと思うのはまれ。もしあの藤木さんのキャラ十倉がアブラぎって腹の出た中年オヤジなら、まずそんなレストランには二度と行かない。だっていやだもの(笑)あの設定は藤木さんだからOKということよ。そもそもあの十倉のアドバイスはあまり効き目がなさそうだ。(^_^;)


でも面白かったわ。中谷さんはコメディエンヌとして最高だと思います。表情が大きくて本当におかしい。巷の女芸人より面白いかも。以前このブログでは大河『軍師官兵衛』で中谷さんが泣いてばかりでつまらんと文句と言ったのですが、彼女は真面目で泣く女より、可愛くて必死で面白い女がいい。このドラマの中谷さんは本当に可愛い。ここまで面白い女優さんは特別だと思います。

このドラマが終わってちょっとさびしい。


2016年7月6日水曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第26回「瓜売」 7月3日放送



ちょっと地味回?歴史があまり語られず「仮装大会」だけで終わっちゃった感じ。ちょっと休憩ですかね。

この三谷さんの大河ドラマの良さは、各キャラクターの人となりがよく見えることだと思います。どんな小さなキャラにも心がある。全員それぞれの人となりがよく見えるので、人物達に心を寄せられる。実は人物達を見ているだけでもドラマとしてはかなり面白い(…すべらなければ)。

今回26回は、1回分ほぼキャラクター達の愛嬌だけで見せたような感じもありました。ノリノリの真田のパパが一番。いつものように戸惑うお兄ちゃんもいい。おとりさんの最後も輝いていた。秀吉は相変わらよくわからない人だし、加藤清正は悪い奴ではない。秀次には陰りが見え始めた。…人物達に皆それぞれ愛嬌があるので、彼らを見ているだけでも楽しめる。それはそれですごいことだと思います。

ただそれがいい大河ドラマなのか…という疑問も湧いてしまった回でもありました。あまり話が動かなかった…いや大陸攻めは行われているんだけれど、信繁の見る秀吉の身の周りの話だけなので、実際に動いている歴史は見えなかった。いろんな事が裏で進んでいる間に、いつもの馴染みのキャラ達が仮装大会で遊んでいた…なんだかそんな感じ。


ちょっと気になったので、2年前に書いた『軍師官兵衛』の同じ時代の感想を見てみたんですけど、今振り返れば『軍師官兵衛』は全く正反対なドラマでした。あのドラマは、歴史の記録は描かれていたように思うけれど人物の人となりの掘り下げが浅くて、どうもドラマとして煮えきらなかった。だから俳優さん達のスターパワーや演技そのもので話を進めていったような感じもありました。年代順の歴史の再現として見ればそれなりに楽しめたけれど、ドラマとしてはあまり入り込めなかった。

今年の大河は反対に人物達に愛着がわき過ぎて、歴史が二の次になりそうになるのが問題なのかも。人物達が面白いから細々としたフィクションの話でもそれだけで楽しめてしまう。…それはそれでまた大河ドラマとしては問題なんだろうと思います。今回ちょっとそんな感じがした。

…草刈パパがノリノリで面白かったです。おとりさんの最後は素敵でした。人生悔い無しの大往生。彼女は最後までかっこよかった。

今回は歴史があまり回らなかったので、出来事を並べるだけにしよう。


★あらすじ
秀吉の大陸攻め開始。皆名護屋城に集まって仮装大会。真田のおとりさんが亡くなる。

●内容
○秀吉関連
・秀吉落ち込む。
・秀吉急に元気になって大陸攻めを決定。
・肥前・名護屋城に大名が勢ぞろい。それぞれ懇親会。
・茶々もやってきた。大谷さんの娘も来た。
・茶々懐妊。
・大陸攻めは苦戦中。
・秀吉「もうとっくに士気など下がっておる」←やはり冷静
・秀吉の思いつきで仮装大会を行うことに。
・片桐さんは猿回し。真田パパはいい声でノリノリ。家康の腹。秀吉は音痴。
・茶々出産。
○真田家、その他
・秀次関白に。
・秀次ときりちゃんが近くなる。
・茶々の懐妊で悩む秀次。
・おとりさんが危篤で真田家は上田城に帰郷。
・すえちゃんは信繁を怖がる。
・おとりさん死去。
 
 
 

お猫様H:今日も猫はお日様の下



階段の上にまたお猫様が寝ている。
あ、こんにちは。珍しい超カメラ目線。
女の子なのに凛々しいな
今日も顔マッサージしよう。
かわゆす。