能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2016年3月3日木曜日

Negicco - 矛盾、はじめました。(2016)



新曲です。


Negicco - 矛盾、はじめました。(2016)

 Album:  Tea for Three
Released:  May 24, 2016
℗ 2019 T-PALETTE RECORDS





待ってたよぉ~♪可愛い。

ネギちゃんはいつも曲がいい。最近のネギちゃんはほんわりとして穏やかな曲が多いですね。いいと思いますいいと思います。他が元気のいいポップスやEDMをやっているのならこういうシンプルな音はそれだけで個性になる。

ネギちゃんにもあってますね。可愛らしい女の子達が歌う等身大の可愛い唄。静かにお洒落。いいな。

これも押しの強い曲じゃないんだけど雰囲気が可愛い。これも曲そのものがいい。MVも可愛いけどむしろおまけ。ヘッドフォンでMVの画面を見ずに音の粒に集中して聴くととても綺麗です。ピアノがいい。サックスがいい。3人の声もいい。ほんと、こういう曲をかわいい女の子達がやってくれるのはとても嬉しい。


ネギちゃんはただいまNEGiBANDとツアー中です。みんな頑張れぇ~ぃ♪



Negicco Second Tour
The Music Band of Negicco supported byサトウ食品
2016214日(日)新潟LOTS(新潟県)
2016221日(日)イムズホール(福岡県)
201635日(土)桐生市市民文化会館 小ホール( 群馬県)
2016313日(日)仙台Darwin(宮城県)
2016321日(月・祝)umeda AKASO 大阪府)
2016326日(土)札幌cube garden(北海道札幌市)
201642日(土)甲府CONVICTION(山梨県)
2016415日(金)名古屋E.L.L(愛知県)
2016427日(水)中野サンプラザ(東京都)

NEGiBANDメンバー バンドとツアーをしてるっ!ワーイ!
Guitar:オオニシユウスケ(Yusuke Onishi)
Bass:鹿島達也(Tatsuya Kashima)※2/21のみ Shingo Suzuki
Drumsmabanua mabanua
Keyboards:真藤敬利(Takatoshi Shindo
Keyboards:小林岳五郎(Takegoro Kobayashi)※3/5のみ中野悟朗
FINAL公演のみ
Sax, Flute:永田こーせー(Kosei Nagata
Trumpet, Flugelhorn:真砂陽地(Yochi Masago
Trombone:前田大輔(Daisuke Maeda

最終公演東京は中野サンプラザじゃないかっ!すごいっ!ヤッター!


Negicco - カリプソ娘に花束を (2018)

2016年3月2日水曜日

お猫様H:猫と暮らす/わかり合うということ


 
巷では猫ブームだそうである。できれば生き物を流行りものとして扱って欲しくない。ぬいぐるみのように外見が可愛いからというだけで猫と暮らし始めると驚かされることも多いからだ。

「猫は放っておいてもいいから楽」なんていうのもデマ。個体差もあるのだろうが、うちの猫は四六時中愛情を欲して要求する。思ったより手間がかかる。

無視すれば走り回って暴れる。家具を引っ掻いて傷をつける。放っておくと拗ねる。別の部屋の隅に行ってふてくされる。後で仕返しをされる。十分に遊ばずに人が先に寝てしまえば、深夜に家中を走り回り、階下で椅子を倒し、おもちゃを部屋中に散らかし、意図的に音をたてて暴れて憂さ晴らしをする。猫は野性味に溢れた生き物なのである。



 猫は直ぐには懐かない。同居を始めてもまず人が愛している証拠を示さなければ心を開いてくれない。最初は人を試すように暴れたり噛んだりする。

猫と暮らすのは初めてだったので最初は戸惑った。生き物に噛まれるのは怖い。噛まれると反射的に手を引っ込める。そうすると猫はますます噛む。声を荒げると傷ついたような顔をする。暮らし始めて間もない頃のある日、思い切って「どうぞ」と好きに噛ませるようにしたらむやみに噛むことはなくなった。

猫が噛むのはコミュニケーション。噛むのには理由がある。喋れないから不満や欲求を噛んで表現することもある。それに最初の頃はおそらく噛む事で人の愛情を測っていたのではないかとも思う「この人たちは噛んでも怒らずに愛してくれるだろうか…?」


まず人が猫を信頼しなければ、猫は人を信頼してくれない。人が猫の全てを受け入れて全てを許し、少しずつ猫に心を開いてもらう。心からの愛情をまず人が示して、猫にそれを理解してもらう。そうやって関係を作っていく。

猫のことがわかってくると、猫が私達と全く同じなんだと気付かされる。猫の心は繊細で、幸せも楽しみも喜びも、寂しさや哀しさ、不満や不安、不快感も感じるし、好奇心も好き嫌いも全てある。猫の心は人の心とほぼ同じ。だから一緒に暮らしていて暫くすると次第に猫が何を考えているのかが理解できるようになる。表情も驚くほど豊かだ。

猫には独立した個の意識がある。全て自分で決めたがる。人の思い通りにも慰み者にもならない。そして驚くほど頭がいい。人の心を読み、人を試し、人を操り、人と駆け引きをし、時間をかけて人と友情を築く。決して外見が可愛らしいだけの動くぬいぐるみではない。

こんなに小さな美しい生き物が、これほど誇り高く賢く人と対等に振舞う。それがたまらなく愛しく可愛い。

 

2016年3月1日火曜日

NHK大河ドラマ「真田丸」第8回「調略」 2月28日放送



先週はきりちゃんがうぜぇうぜぇと吼えて感想が終わったんですけど、世間でもかなり吼える方々が多かった模様。いやー今年は大河ドラマとはいえ昔の重厚ドラマとも違うし、どうしても三谷印のコメディ調が出るのは致し方なく…。きりちゃんの件も出るたびにうぜぇうぜぇと文句を言いながらそれでも楽しんでドラマを見る…今年はそんな感じで見続けるんだろうなと思います。なんだか全編を完璧な歴史大河とは思わなくてもいいような気がする。とりあえず楽しめればいい。

そんなわけで、今週は昌幸パパの黒い陰謀の回だったわけですが、心優しい視聴者の方々にはあれが結構きつかったらしい。悪い男やね。しかしワタクシは今回昌幸パパの陰謀はOKです。誰を斬ろうが騙そうが嘘をつこうが全然OK。大丈夫大丈夫。ただ問題はその陰謀の辻褄があうのか…という問題。

もともと史実では、春日さんが自ら北条に寝返ったのが上杉に見つかって処刑されたらしい。北条が上杉との戦を避けたのは徳川家康が甲斐に入ったため。また上杉が越後へ帰ったのはたまたま起こった家臣の反乱を鎮めるため。上杉と北条が信濃から撤退したのは、真田とは何の関係も無かったらしいです。それを今回のドラマは、全て真田昌幸パパの企み大成功!ということにしたんですね。いやーこれがちょっと無理があると思ってしまった。

真田は春日を調略してそれをお土産に北条に下る。綿密に計画したように見えて無駄が多い気もする。ドラマの演出的に無理やり辻褄を合わせた部分もありますね。ちょっとそれが気になった。
 
たぶんいろいろと話を捻って視聴者を右に左に揺さぶるのが三谷印でもあるんでしょう。これもきりちゃんと同じで「な~んだよそれ変じゃねーか」と管を巻きながらも楽しんで見続ける…このドラマはそういうのが結構多いのかもしれない。
 
 
★あらすじ
(堺)信繁と叔父信尹は、上杉についた春日信達を北条側へ引き入れるため調略に行く。(草刈)昌幸パパは南の北条へ下る。北条へは春日が真田とともに北条に下ると伝えながら、裏で春日を殺害。北条は上杉攻めを断念して南下。上杉もたまたま越後で起こった部下の反乱を鎮めに信濃を捨て北上。信濃は(草刈)昌幸パパの思惑通りフリーになる。

OKな事項
・地図上を紫の小さい人達が歩いてる 
・大魔王・北条氏政…顔芸最高!面白い「食べる分だけ汁をかける…すこぉしずつすこぉしずつ」
・春日さんは脚が長いねぇ。
・北条のぼんは馬鹿ぼんぼん OK!
・紳士(エンケン)上杉景勝さま OK!
・悪い信尹叔父さん OK!
・おい、いきなり刺すのかよ OKOK
・あー磔だ OK
・北条の南下を聞いてびびる家康 OK(笑)
・またまた穏やかな上杉景勝さま、OK

 
 ●「ん?」と気になった事項
・春日さんは裏切りたくなかったのね。それを無理やり真田が北条側に誘っている。
・パパの北条行きも突然。北条氏政に春日の恭順を伝えるだけで手紙をもらえるのなら信尹+信繁が春日を調略する必要はなし。
・信尹+信繁が上杉にいる間に真田パパの北条への寝返りが上杉へ伝わる。敵に寝返った真田の家臣なら捕えられて上杉の人質にならないの?
・その状況で春日を調略するのも無理がある。
・真田は北条から春日への手紙を持って簡単に上杉陣に入れるのか?
・どうせ殺すなら、春日に手紙を見せて喜ばせる必要もなし。
・信尹「春日が斬りかかって来たから斬った」←春日の刀に信尹は脇差で戦ったとして勝てるのか?←その嘘を上杉に信じてもらえるのか?
・そもそも裏切り者の真田の家臣が、上杉の家臣・春日を勝手に斬ってもいいのか?
・北条/上杉が対峙している場面。春日の磔を見ただだけで北条は突然全軍を撤退させるのか?
・昌幸パパ「上杉に襲いかかれ」と氏直に進言しているけど、そのまま氏直が同意したらどうする?氏直のあまのじゃくな性格をなぜ知っている?

 
な~んて史実を全く知らないのに文句だけうだうだと並べましたが自分でも何を言っているのかよくわからん。でもなんだか話が不自然。まとめると…

真田が最初から春日を殺すつもりでいるのなら、このドラマのような熱心な調略は必要なし。北条に春日への手紙を書いてもらえたのも、たまたま氏政の機嫌が良かったから。氏政が真田パパの顔を見ただけで書いているのならやはり調略は必要なし。信伊と信繁は適当に春日と和んで密かに北条からの手紙を受け取ればいればいい。北条に下った真田の家臣が上杉内に留まって、上杉の家臣を斬って許されるのも不明。なんだかいろいろと無理がある気がした。

まあいいんですけどね。この大河ドラマは、三谷さんが凝れば凝るだけ重箱の隅をつつきたくなるものかもしれません。それがまた楽しみであったりもする。