能登半島地震 ─ 寄付・支援情報

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2019年1月14日月曜日

耳下腺腫瘍の摘出手術・一ヵ月後の様子



13日で手術から一ヶ月が過ぎた。思ったよりも早く普通に生活できるようになった。年末にはライブでちょっと踊ったし、状態はいいのだろうと思います。

お酒は飲んでいない、運動もしていない…のだけれど、普段からあまり飲まないし運動もしないので不自由は感じない。年末に友人を招いてご飯を食べた時に、赤ワインをグラスに1cm程飲んだら、ちょっと傷の辺りがドキドキしたのでまだ飲まない方がいいのだろうと思った(お屠蘇は大丈夫)。


去年123日の早朝からの手術では、入院をせずに日帰り。傷口には薄いテープを貼ったのみ。翌日にはドレーンを抜いて、手術後2日目の夜(約30時間後)にはものが食べられるようになった。傷の痛みは殆どない。手術後1週間目頃に風邪をひいて微熱が続く。10日目に検診。傷の状態を先生に見てもらい、テープを貼りなおしてチェックはおしまい。縫合した糸は溶けるタイプのもので抜糸も必要ないとのこと。手術後の検診はこれで最後だと言われた。ぇええええ?

日本の方々のブログによると、日本での耳下腺腫瘍の摘出手術では一般的に1週間の入院。その後の検診も数週間後、数ヶ月後から半年、1年後と続く…とあったので、

ワタクシは大変拍子抜け。

…ぇぇえええええ?これでお終い? もうハンサムなイタリア人の先生には会えないのかしら?あらー残念…なんだなんだなんだなーんだ…ょ。
 
この病院は保険会社付属の病院なのだけれど経費の節約なのだろうか?…「うまくいけばこのままで大丈夫なはずだから調子がおかしくなったらまた予約していらっしゃい」…ということなのだろう。やっぱりアメリカは大雑把で粗っぽいなと思う。
 
その後は家でのんびりと過ごして、12月末にライブハウスへ復活。外出も手術後の2週間目ぐらいから出来ていたと思う。
 
おっと鏡を見て描いたから左右が逆になった 傷は右側です


取り除かれた腫瘍は良性。サイズは1cm強。周りの組織も少し取り除いたとのことだったので、直径2cm弱ぐらいの組織が切り取られたのではないかと思う。耳の下から後ろにのびる傷の長さは3cmほど。耳たぶの前面から測っても全体の長さは5cmほど(もっと大きいかと思っていた)。今は傷痕用のテープを貼っているが、傷は髪に隠れて前面からは殆ど見えない。先生が上手な方で傷が小さいことに心から感謝感謝感謝。
 
傷の周りは、手術後5日程は腫れていたが徐々に治まった。それでも傷周りの多少の形状の変化と違和感は今も残っている。腫瘍のあった耳の下には大きな凹み。その凹んだ部分の周りの皮膚が硬く強張っている。傷は小さいのに、周りの大きな範囲が盛り上がって硬いのだけれど、これは大丈夫なのだろうか? 英語で「Scar Tissue」とは「傷ついた組織」だろうか…その部分の形状が元の姿に戻るのに半年から1年はかかるらしい。まだまだ道のりは長い。
 
 
傷の周りの皮膚の麻痺の範囲は、手術直後に比べると減ってきている。感覚が戻らないと言われた耳たぶにも感覚が戻ってきた。凹んだ辺りの皮膚にはうっすらと感覚が戻りつつあるが、耳の前の Scar Tissue(固く盛り上がった部分)はまだ感覚が戻らない。
 
ここ2週間ほど、時々 Scar Tissue の周りでざわざわと何かが蠢くような感覚を感じる事がある。ある方のブログによると、どうやら「手術で皮膚を組織から剥がすことで一旦切れた神経が、再生してまた繋がりつつある状態」らしい。確かにそんな感じはあるかも。
 
皮膚の感覚は11日と変わる。術後2週間程は、傷の周りの感覚が無かったので痛みも殆ど感じなかったのだが、感覚が戻ってくるにつれて組織が引っ張られるような違和感を感じるようにもなった。年末にライブで踊っていて「少しクラクラした」というのも、首の内部の組織が引っ張られて違和感を感じたことによるものだろうと思う。普段はほとんど痛くないのだけれど、首の筋肉を動かすとたまに首から脳に響くような感じがある。まだまだ気をつけたほうがいい。
 
手術から一ヶ月の様子はこのようなもの。Scar Tissue の辺りに違和感があるのでそれが気になるが、日常生活には何の問題もない。お酒と激しい運動はしばらく控える。泳ぐのもいけないらしい。傷周りの強張りはもう少し様子を見て、気になったら病院に連絡しようと思う。


耳下腺腫瘍の摘出手術の記録       ---2018/12/7