2018年3月19日月曜日

Brandi Carlile - The Joke (2018)



優しいまなざし




Brandi Carlile - The Joke (2018)


Album:  By The Way, I Forgive You
Released:  Feb 16, 2018
℗ 2018 Brandi Carlile Band, LLC under exclusive license to Elektra Records for the United States and WEA International Inc. for the world outside of the United States. A Warner Music Group Company




アコースティックが気になる日々。この曲も先週、深夜のTVThe Late Show with Stephen Colbert』で紹介されたもの。気になったので記録。

アーティストはブランディ・カーライル/Brandi Carlileさん36歳。同性愛者だそうでご結婚なさっていて、お子さんもいらっしゃるそうです。

彼女の音楽のジャンルはFolk rockAmericanaalternative countryalternative rockとなってます。最近はちょっとシンプルな音が気持ちいいのかなぁ。


この歌は彼女が弱い立場の人々に語りかける歌。

前半は「お洒落で穏やかな男の子達」へ。ゲイかもしれないけれど必ずしもゲイである必要はないのだろう。アメリカには、男は男らしいのが良しとするマッチョで野蛮な文化があるので、それに沿わない優しい男の子達は苦労するのだろうと思います。
後半は「男社会で仕事を頑張っている女性達」へ。

どちらも「They/彼ら/世間」に苛められたり邪魔されたりしている。この歌が(映画がそうであるように)明るい未来に確信を持って話しかけている歌なのか…は私にはわからないけれど、弱者を見つめるカーライルさんの優しいまなざしはよくわかる。

「弱い立場の誰かに対する…誰かの優しさや思いやり」というのは常に美しいものです。私はこのメッセージを受け取る側にはいないけれど、それでもこのアーティストの優しさに涙が出そうになる。いい歌。

この曲は元米大統領のオバマさんの「2017年に好きだった曲」のリストに入っているそうです。

これも訳してみようと思った。暗喩(メタファー)が多いけれど、できるだけ直訳を記しました。例えば「あなたの顔に泥を蹴り上げる」は「あなたに酷い事をする」だろうし、「階段を蹴ってる」は「既存のシステムを揺さぶってる」と旦那Aが言っていた。「赤ちゃんを背負って砂漠を歩く」は「大変なプロジェクトと共に歩いてきた」なのか「仕事と育児を同時にこなしてきた」ということだろうか? というわけで稚拙な訳。

 
The Joke
Brandi Carlile
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You're feeling nervous, aren't you, boy?
ナーバスになってるでしょ?Boy
With your quiet voice and impeccable style
あなたの静かな声と完璧なスタイル
Don't ever let them steal your joy
どうか彼らにあなたの喜びを奪わせないで
And your gentle ways, to keep 'em from running wild
そしてあなたの穏やかなやり方で、彼らを暴れさせないように
They can kick dirt in your face
彼等はあなたの顔に泥を蹴り上げるかもしれない
Dress you down, and tell you that your place is in the middle,
あなたに普通の格好をさせて、凡庸でいるのがふさわしいと言う
when they hate the way you shine
…彼等はあなたの輝きが嫌いだから
I see you tugging on your shirt
あなたはシャツをひっぱって
Trying to hide inside of it and hide how much it hurts
痛みがどんなに辛いのかを隠そうとする。

Let 'em live while they can
彼らがやれる間はやらせておけばいい
Let 'em spin, let 'em scatter in the wind
彼らに好きにさせておけばいい
I have been to the movies, I've seen how it ends
私はいくつも映画を見てきて、どんな風に終わるかを知っている
And the joke's on them
笑われるのは彼らの方

You get discouraged, don't you, girl?
がっかりしてる?Girl
It's your brother's world for a while longer
まだしばらくは男の兄弟のための世界なのかもね
We gotta dance with the devil on a river to beat the stream
私達は流されないように、時には悪魔と踊ることも必要なのかもしれない
Call it living the dream, call it kicking the ladder
そして夢を追ってる、階段を蹴ってる…と自分に言い聞かせる
They come to kick dirt in your face
彼等はあなたの顔に泥を蹴り上げる
To call you weak and then displace you
彼等はあなたを弱々しいと言い、あなたから仕事を奪う
After carrying your baby on your back across the desert
…あなたが赤ちゃんを背負って砂漠を歩いてきた後に
I saw your eyes behind your hair
前髪の下のあなたの目が見えた
And you're looking tired, but you don't look scared
あなたは疲れているけれど、怖がってはいない。

Let 'em live while they can
彼らがやれる間はやらせておけばいい
Let 'em spin, let 'em scatter in the wind
彼らに好きにさせておけばいい
I have been to the movies, I've seen how it ends
私はいくつも映画を見てきて、どんな風に終わるかを知っている
And the joke's on them
最後に笑われるのは彼らの方

Let 'em live while they can
Let 'em spin, let 'em scatter in the wind
I have been to the movies, I've seen how it ends
And the joke's on them
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Songwriters: Brandi M. Carlile / David W. Jr Cobb / Phillip John Hanseroth / Timothy Jay Hanseroth
The Joke lyrics © Warner/Chappell Music, Inc