2013年3月26日火曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第12回「蛤御門の戦い」



よかったっす。興奮しました! 

素晴らしい素晴らしいスバラシイスバラシイ…

いやー大河でこんなにバリバリの戦争シーンが見れるとは思わなかった。それも「関ヶ原」みたいに馬がドヤドヤ走る派手な戦ではなくて、門を守る部隊のみ。それなのに…いいじゃないっすか、緊張したわよ。尺も長くとってくれたし嬉しいじゃないですか。

今年はNHKさん本気です。去年このブログで、いかに近年の大河がダメなのか、どう改善できるのか、何が悪いのか…と1年間もぼやいていたのがウソのように、今年はただただ楽しませていただいております。

とにかく今年は一つ一つが丁寧。しっかりと戦そのものを見せるためにお金をかけて撮影をしてる。そうそうそう…戦を戦らしく気持ちを入れて撮ればそれでいい。いやーうれしいうれしいすごくうれしい。近年の大河の戦はナレーションのみ、数秒の描写のみで欲求不満がすごかったけれど、今回は時間をかけて「戦い」をじっくり見せてくれてます。

このあたりの歴史に疎い私は『蛤御門の戦い』なんてどんなものか全く知らなかったのですが、じっくり学ばせていただきました。図説もしてくれてね、アチラからコチラから長州がやってきてこちらの側の門に覚馬君がいて守ってる…なんていうのがよく分かって面白かったです。

御所の中で大砲の音に怯える公家さんもよかった。「ひゃぁぁぁあ長州コワイコワイ…」とナヨナヨしてるところに、異様に顔色の悪い容保公(綾野剛)がやってくる。公家さん達はすぐににブイブイ文句を言い始める…。あーだまれだまれ…。

そこに孝明天皇(市川染五郎)が「和睦など思いもよらぬことや…禁裏に発砲する賊徒、退けて御所を守護せよ!」おおっ出ました!まってました!

夜も明け戦いは続く。覚馬君(西島秀俊)が苦戦してる…と思ったところで長州軍に爆弾が打ち込まれる。現れる丸に十文字ののぼりっ! おおおおおお薩摩だーっ!キタ――――――っ!!(←ここでワタクシは拍手喝采)西郷どんっ(吉川晃司)きましたきました!

重厚やね。西郷どんの貫禄が素晴らしい。かっこいー。吉川さんが西郷どんに似てないと笑ったことを深くお詫び申し上げたい。西郷どんいいですよいいです…ほんのこてよかよか…。こんな時期もあったんですね。会津と薩摩。なんか後のことを考えるとますます感慨深いな。

覚馬君は負傷してしまいましたが戦も終了。長州軍は敗退。出番は短かったけど久坂玄瑞の須賀貴匡さんは良かった。熱い演技が印象に残りました。

それにしても今回は本当に会津に肩入れをするように脚本が書かれてますね。こういう逆の視点は新鮮ですごくいい。人物達に惚れるからこそ応援したくなる。

ところで覚馬の西島さんがぼーっと突っ立ってる場面がちょっと気になった。表情もあまり変わらないし。あれは何があっても動かない強さの演技なのか、それともうろたえてる演技なのか、単に棒なのか分からなかったぞ…。

 
その頃会津では…。

覚馬君は京で忙しい合間に八重ちゃん(綾瀬はるか)と尚之助さん(長谷川博已)の事をお手紙に書いてたみたいです。前回も書いたけど、この会津のホームドラマがほんとに好き。とくに頑固親父の権八さん(松重豊)を見るのが楽しみ。今回もステキな頑固オヤジぶり。

「…決めた! この縁談進めんべ、いーなっ!」「こらまてっ、へそ曲がりがっ! 何が気に入らねっつんだっ! 親の気もすらねーで!」 あはははは…イイ。頑固オヤジ…萌え萌え。

「イヤデゴゼーヤス!」と反発する八重ちゃんも可愛い。パパにはイヤだと言いながら尚之助さんが「私もお断りするつもりでした。」と言うと…八重ちゃん「え…?」と複雑な表情。あはははははリアルやなー。リアルな乙女心。自分ではイヤだといってるのに、相手からイヤだと言われるとなんだかツマンナイのね(笑)。

じわりじわりとですがこの不器用な二人のほんのり恋話も微笑ましい。なんだかうぶな高校生を見てるようだ…。尚之助の長谷川さんもいい表情。穏やかで真面目な人という役がハマってます。

時代劇の重鎮松方弘樹さんもかっこよかったけど、今回は西郷どんの登場に一票。