2013年1月16日水曜日

NHK大河ドラマ「八重の桜」第2回「やむにやまれぬ心」



今回もいい感じ。今年はほんとにいいかも…。
 
小八重ちゃんは可愛いい。いかにも男勝りな女の子。どこの小学校にもいますよね。ドッジボールで男の子にボールをぶつけて泣かせる女の子。お人形で遊ばずにお兄ちゃんと一緒にバットを振り回すような女の子。←まさにコレ。

この負けん気の強い女の子に、男と女は根本から違うと実技で教え諭すパパとの場面が素晴らしい。目の前で鳥が血を流して死ねば、子供にも遊びじゃないことがしっかりと解るはず。死んだ鳥を見つめて考え込み、次の場面ではお母さんのお手伝いをしている。あの小さい頭でいろいろと思い悩んでいるのね。いじらしい。可愛いです。大人が小さな子供にも丁寧に物の道理を言葉で教え諭すのは素晴らしくいい場面。この小八重ちゃんはもっと見たかった。
 
殿様の家族の場面もよかった。

出戻りのお姉さん照姫が、まず弟の容保に深々と頭を下げる。もちろん駆け寄って抱き合ったりなんてしない。交わす言葉も上流のよそよそしさ。だけど温かい。そんなケジメがいい。この姉弟はほんとに慕い合ってる様子。そこに明るい敏姫も参加。この3人の場面のいかにも上流階級の上品さが美しくて素敵だった。ドラマです。後に大変な歴史の渦に巻き込まれる弟と姉。もう考えるだけで泣ける。

 
それから今回西郷どんが初登場。顔が違う…(笑)。でもね…NHKさんの番組「50ボイス」で見たんですけど、吉川さんご本人が「顔が似てない…」と苦笑をされていて…(また笑)。いやいいと思いますよ。ここは俳優さんの腕の見せ所。大柄で大きな男の存在感と貫禄がよく出てました。
 
あとは…覚馬の西島さん…ちょっと素敵よね。このお兄さんが会津に帰ってきて大八重ちゃんと出会うシーンの表情がほんとに嬉しそうなの。年の初めにいくつか『八重の桜』がらみのインタビューなども見たのですが、西島さんと綾瀬さんはいい化学反応があるみたい。17歳も年の違う兄と妹だそうですが、可愛い妹を見る表情がとても優しい。おそらく俳優さん同士の化学反応が家族愛としてもうまく出ているのでしょう。この二人を中心に話が進むらしいので、この二人を見るだけでも楽しみが出来た。今回最後の終わり方も秀逸。
 
覚馬が家に帰ってきた場面で、小さな弟がきちんと手をついて挨拶をする場面もいい。照姫が容保に頭を下げる場面もそうなんだけど、このドラマではこういう礼儀をちゃんとやっているのがとても嬉しい。人物の上下関係をきちんと描いているのもいい。武家はこういうものに特に厳しかったはず。昔は当たり前だった作法や礼儀、所作を丁寧に描けばそれだけで美しい。侍の殺陣ばかりでなく、礼儀や作法こそしっかりと描いて、日常の「美しい日本」を思い出させて欲しい。
 
ともかく今回でまだ2回目ですが、脚本も自然で納得できるし、そろそろキャラクターにも興味が出てきた状態なので、このまま彼らに惚れ込めば今年の大河はずーっと楽しめると思う。たぶんもう間違いない。早速来週が楽しみ。